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本の虫の話。

中学生の頃だっただろうか、朝の15分ほど読書タイムというものがあり、読書カードなるものを渡されて毎日読んだ本のタイトルと何ページ読んだか、感想などを書いて何らかのタイミングで提出していた。
それが大きなきっかけでもないが本を読むことに躊躇いがなくなり、専門学校の頃は毎日片道1時間半の通学時間中に本を読みまくっていた。

社会人になってから読書をする時間が大幅に減り、休日は元々外で遊ぶことが多かったのもあって読書の習慣がなくなっていった。

この今の状況であまり外に出られなくなったのをきっかけに本をまた読むことにした。
久しぶりに読んだ本は沢木耕太郎の深夜特急。リスボンの部分が読みたいがためにいきなり最終巻の6巻から読み、おもしろくなって1巻から5巻も読んだ。

その勢いのままに他の本も読んだ。原田マハのたゆたえども沈まず は旅行記の深夜特急とは違ってゴッホの生涯に合わせたフィクションだったが感動して、ゴッホについて興味を持つようになった。

そうやって私のお気に入りや好きなものは本からも生まれるのだろうなと思う。
緊急事態宣言でまたしても外出しにくくなったが、わたしはたくさん買っていた本があるから大丈夫。
好きなものを増やすきっかけになれば良いなと思う。

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