私がカナダに引っ越した理由③
②はなんだか、時系列にこだわりすぎて(脱線しすぎて)そもそもなんで永住を志したのか謎でした。
1、私がトロントを好きな理由
あー、これはいっぱいあるんです!きっと、どんどん思いつくから、記事上げてからも追加しそう。
カナダが好きといいつつも、私は東海岸寄りの
トロントとナイヤガラ(ナイヤガラの滝はトロントから車で2時間、ワインが好きならワイナリー巡りもおススメ)、
オタワ(首都、7/1の建国記念日、カナダデーにこちらに行くと赤と白(カナダの国旗色)を身に纏ったカナディアンに出会えます。大規模なコンサートや花火も。トロントもお祝いしますが、オタワの方が本気)
モントリオール(フランス語を話す地域。トロントニアンにはケベックのが人気。街並みが美しいんだそう。私もいつか行ってみたい…)
しか訪れた事がありません。バンクーバーもバンフ、カナディアンロッキーも見知らぬ遠い存在です。
トロントはとにかく
Multicultural society, Diversity,多様性共生社会
日本語にするとすごく難しい。。。ダイバーシティなんです。色んな国からの移民であったり、色んなバックグラウンドを持つ人々が暮らしている街です。
これは、このご時世、どこの国にも言えることとは思いますが、トロントはほんとにバラエティに富んでいます。カナダ=白色人種の人々が住んでいる、と思われがちですが、トロントに至っては本当に各国の食べ物食べ放題。移民を歓迎する国策を打ち出しているため、外国からやって来た私がすんなり受け入れられます。
緑が多い
え?そこ?じゃあ田舎暮らしってこと?と思われそうですが、違うんです。街に木々が、公園が多いのなんのって!
横浜の山の方(田んぼの方)で生まれ育った私なのですが、横浜の繁華街や東京はビルだらけ。でもトロントはダウンタウン自体が小さく、そんな中、緑がこんもり溢れているイメージです。
また、カナダの紅葉、メープル街道、が有名だと思いますが、
紅葉狩りに行く必要はありません。トロントの街路樹はほぼメープル、なので街中を歩くだけで本当に楽しい。ハイキングロードもいたるところに張り巡らされていて、市内のちょっとしたアクティビティといえば、ハイキングです。(あと、公園に卓球台やテニスコートがあり、無料で楽しめます。)
フレンドリーさ
これ、フレンドリー世界選手権があったら優勝するかもしれません。
この街のフレンドリーさって言ったら、すごいの!すごいの!の一言。あ、二言…
多分、これは国民性+トロントの移民の多さ、が作り出しているんだと思う。勝手な解釈。
例えば、バス停でバス待ってるだけで「何分後にバス来るか知ってる?(トロントは時刻表みたいなのがない。来るときに来る。でもアプリで分かる)から始まって、
「あなたのコートかわいいわね
「どこから来たの?あ、日本?行ったことあるわよ~、私の親戚一人日本人よ、今は?なにしてるの?学生さん?
みたいな感じ。決してマシンガン質問攻め、って訳じゃない。会話が弾む弾む。こんな感じで全く見ず知らずの人と目的地まで話続けて
良い一日を~、って言い合って別れる。よくあるし、よく見る。
あとバスでは、混んでる車内で立っていると、目の前で座ってた高校生の女の子に「座りたい?」って突然話しかけられたり。
立ってて、目の前の席が空いたら、それぞれが、どうぞ、って譲り合って、最終的に座る事になった人が、「ほっんとに、ほんとにいいの?ありがとね」となる。
これはフレンドリーさとは異なって、どちらかというと礼儀正しさ?なのかな。
ビルの入り口などで、男女問わず後ろの人のためにドアを押さえて開けておいてあげるのも、ここではマナーみたいな。
sorryって言ったら、カナダ人だ、って、アメリカンジョーク。
適当さ
これは海外全般に言えることかもしれませんが、トロントはいい意味で都会ですが気が抜けています。公共交通機関はイマイチだし(でも慣れます)、特にこれといった娯楽もありません。でもみんなお気に入りのスポーツチームを応援しています。最近だとNBAチャンピオンとなった、バスケットボールチーム、トロントラプターズ、国技のホッケーのトロントメイプルリーフス、野球のトロントブルージェイズなど。
スポーツを楽しまない人はちょっと退屈かもしれません。はい、かくゆう私もこの街、時折、特に冬季は退屈に思います。
でもそんななかでも、いい~んだよ、なんでもいいんだよ、みたいな適当さ気の緩みっぱなしが心地いいんです。
スーツを着ている人は本当にオフィス街でしか見ません。日本のカジュアル着の概念を覆すカジュアル具合です。
保育園でも保育士はピリピリしていません。だって、子どもが制作やりたくない、って言ったら、やらなくていいんだもん。子ども優先がホントに大切にされているから、準備して、提案(声かけ)したけど、気分乗らなくてやりたくなさそうだったらそれまで。
私、公園でピクニックをするのが大好きなのですが、日本で一人ピクニックって変人扱いされますが、こちらではおひとり様よく見ます。誰も気にしません。
同じくファッションも。自分の着たい服を着る。あと、ヒール、とくにピンヒール、あまり履いている人を見ません。私自身何足か持っていますが、記念日にレストランに行く時くらいしか出番、ありません。道路もデコボコしていて歩きづらいのもあって、個人的にはヒールにあまり手を伸ばすことがありません。
2、日本が嫌いなの?
ってこれ、よく聞かれます。日本、好きです。だって、家族や友達はみんな日本にいるし、生まれた国を嫌いにはなれません。
トロントには、日本大好きな人もたくさんいて、結構な頻度で、「どうして先進国で生まれて、わざわざ移民という道を選んだのか」という質問も受けます。
そんな時、私はいつも
日本のこと好きだけど、トロントがもっと好き、それぞれ全く違った良さがある。でも私は第二の人生の場所として、ここトロントで生きていくと決めた。私にとって生きやすいから。
なんて答えている。
あと、約一年前に今のパートナーと出会ったという事もとても大きい。
しばらくはここトロントで暮らすつもりだが、
彼は日本に住むのが長年の夢、私も台湾に住むのが第二の夢、ということで、きっとこの先また大規模な引っ越しもありえます。
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