【TOEFL/IELTS】31歳でイギリスの現地企業に転職したときの英語力を晒します。
こんにちは、2022年の春からイギリスの現地企業(宇宙開発のベンチャー)で働いているこおるかもです。
この記事では、純ジャパのぼくが日本から転職した際の英語力をさらけ出しますので、ぜひ転職や移住を考えている方は参考にしてください。
学生時代からの英語学習の苦労話はこちらも御覧ください。学生時代に、TOEIC860点を取得しています。
TOEFL
まずはTOEFLから。こちら、「転職したい!」と心に決めた時(渡英の約1年前)に受けたTOEFLのスコアです。
この時、さすがにこれじゃあ海外で働くのは無理だと思い、必死で勉強しました。
その結果がこちら:
なんと、ぴったり半年でスコアが17点アップしました!
このときの勉強法は別途記事にしますが、とりあえずこれで転職してもやっていけるだろうという謎の自信をつけて、転職活動をしました。ちなみに、このときの勉強の過程で、英検準一級に合格しています。
ちなみに、渡英に向けた苦労話はこちらをどうぞ。
IELTS
こうして転職が決まった後、ビザのためにIELTSが必要という事実を初めて知り(知っとけ笑)、あわてて受験しました。
大学生のころからずっと、TOEFLベースで英語の勉強をしていたので、すごく不安でした。さらに、時間も無かったので、このときはIELTSの過去問を2年分くらい目を通した(解いたけど復習まではできていない)状態で臨みました。
結果がこちらです:
おそらく、ちゃんとテスト対策をしていれば、もうちょっとスコアは出せたと思うのですが、ともあれ、ビザの基準であったO.A 6.0はなんとかクリアし、無事渡英できました。
TOEFL/IELTSの違い
上記のスコアをよく見てもらうとわかるのですが、TOEFLではスピーキングがめちゃくちゃ苦手だったのに、IELTSになった途端に一番スコアがでました。
感覚的にもこれは妥当でした。
IELTSでは、問題形式も頭に入っていなかったので、開き直って、リラックスして普通に会話すればいいっしょ、という感じだったのですが、TOEFLの頃は、「15秒でのメモの作り方」「45秒での論理展開の仕方」「テンプレートの暗記」など、ガチガチに肩の力が入った対策ばかりをしていました。
おそらく、ぼくにはIELTSのスピーキングの方が性に合っていました。
たぶん、今もう一度TOEFLのスピーキングやっても、全然ダメだと思います。あれでスピーキング力なんて絶対に測れないです。
他の3技能についても、もちろん多少の違いはありますが、
やっぱり一番はスピーキングです。
もし今TOEFLのスピーキングで苦戦している人がいたら、食わず嫌いをせずに、IELTSを試してみるのもオススメです。
渡英後
ちなみに渡英後ですが、はっきり言います。
TOEFL92, IELTS6.5なんて、全く役に立ちません。
まじで衝撃を受けました。「何言ってんのか全然わからん!」という日々が続きました。10ヶ月経った今も、少しずつわかるようになってきたかな、くらいです。まだまだです。
4技能の中で、確かにリスニングは苦手な方でしたが、そもそもリーディングとライティングはDeepL先生が手伝ってくれるし、スピーキングは中学英語だけでなんとか言いたいことは言えるので問題ありません。
現地企業で仕事をする上で間違いなく一番重要なのはリスニングです。
特に、大勢での会議ではいちいち質問しずらいし、一度会話の文脈をロストすると、その後の話の殆どがわからない。しかも会議は1時間続くこともある。同僚はみんな日暮とともに帰っていくので、質問できる時間も限られる。
何も聞き取れなかった会議のあと、自分のタスクが何なのかわからないまま一人ぽつんと残業している日本人。つらすぎる!
正直、旅行を楽しむ、短期間の留学をする、くらいだったら、この英語力でも全然良いと思います。でも、海外移住して現地企業で働くというのはちょっと別次元です。
結局、ぼくは渡英後も、基本的に毎日1~2時間英語の勉強に費やして、最近は少しずつ聞き取れるようになってきました。それでも聞き取れないときは、メールでしつこく確認したり、「ヘイ!キャッチアップしよう!」とか言って2人でコーヒー飲みながら質問しまくったり、とにかく給料に見合った貢献をするために毎日必死です。
これから転職などを考える方、決してテストのスコアで満足することなく、リスニングを中心に、しっかりトレーニングしてから転職されることを全力でおすすめします。
渡英後10ヶ月で、どのくらい英語が伸びたか、近々IELTSの受験レポートをお送りしますので、そちらもお楽しみに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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