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【本】木下勝寿『時間最短化、成果最大化の法則』〜1日1話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム

思考力アップ含むビジネススキルアップ大作戦の一環で読みました。

数ある本のなかでも、読んで学び、実際にそう行動できるようになればものすごい成果が出せる本です。

本のなかでもまず着手したいことを備忘でまとめます。

今日から実践!

1.どんな本?

2023/7/16時点で、Amazonのナレッジマネジメント部門のベストセラー1位。

「10年も技を磨いている場合か!今、ビジネスパーソンが一番読むべき一冊」(チャンネル登録者数69.9万人の書評YouTuber サラタメさん)という推薦の言葉が刺さる1冊です。

小手先のノウハウではなく、思考のクセ、筆者の造語では「思考アルゴリズム」を基本OSとして教えてくれます。

この本で知った思考アルゴリズムを1日ひとつでも実際にやってみて自分に刷り込ませていけば、成果を出す思考回路のルートが鍛えられ、無駄な思考がダイエットされて、ますます成果を出しやすい体質、いや脳質になれそうです。
なるぞ!

2.今日からチャレンジしてみたい内容

・簡単なものはパッと実行、そうでないものはいつやるかをパッと決めてスケジュールにいれる「ピッパの法則」。アイドルタイムを発生させない
▶︎ピッパの法則、というワードがよい。記憶に残る。

・後でじっくり考えよう、は撲滅!打合せ中にアウトプットをイメージしながらじっくり考えて、直後にすぐ着手できるようにする
▶︎「今は忙しいからあとでじっくり」、よくやってしまっている。撲滅!

・頭脳は、できるかできないかではなく、どうすればできるかを考えるために、間に合うか間に合わないかではなく、間に合わせるためにどうするか、を考えるためにある
▶︎言い訳大臣な脳に絶えず言い聞かせたい

・成功するまで続ければ成功する。成功するまで失敗する心構え、失敗ありきのスケジュール、資金配分をする

・起きたできごとはすべてチャンスと考える

・いざというときだけではなく、「いつも」やる

・めんどうくさいと感じたことを受け入れる。その上で、めんどうくさい、チャンスだ、やろう!めんどうくさければGO!を口ぐせにする
▶︎口ぐせにする!

・常に、お客様目線で細かいことや見過ごされがちなことを見直す。「こういう仕様なので仕方ない」はない。前回踏襲はしない。
▶︎これが最近いちばんまずい。つい無意識的にこれまでを踏襲して思考停止になっている。
あまりに時間をかけすぎるのもよくないが、社員対応に関係するものはまずはゼロベースで考えたい。

・原因解消思考から、最終的にどうなりたいかから考える最終目的逆算思考へ

・戦略とは「戦いを略す」こと。いかに不確実な部分を略せるか。難易度が高くて不確実な部分は避けて、他で補う

・月別ではなく日別で考え、3ヶ月後ではなく66日営業日後に、月5万個販売するを1日1666個にする。そうすれば毎日振り返りと改善機会がある

・成功するには「理論上成功する設計図」を描き、現実とのギャップを常に埋めていくこと、大切なのは施策数ではなく、想定数と成功確率を掛けた見込み数

・今日やるべき仕事は目標と期限から逆算して優先順位を常に見直す、昨日の続きをただやるのは作業。仕事とは目標を達成するためにやるもの

・欠落的欠点に真剣に向き合う。そうすれば憑き物がとれたように成長する

・ケアレスミスを減らすためには、チェック時間を仕事に組み込む!
▶︎これも私も欠落的欠点。初動は早いがいろいろ漏れている。しっかり立ち止まる時間を作ろう。

・不確実なものを見通せるようにするのがプロの仕事。徹底研究してリスクをゼロに近づける

・直感は、何のどこがどう変わったのか、数字に置き換える

・ほとんどの問題は1時間集中して考えれば、必ず答えが出る!向き合う

・先天的リーダーでない人は後天的なリーダーになろう、メンバーが嫌がることを率先してやる、取りこぼしを黙ってひろう、責任をとる、など
▶︎私は先天的リーダーではない。そこにコンプレックスをもっていたが、そんなモヤモヤは無駄で、率先して後天的リーダーシップを発揮すればよいと思えた。感謝!

3.こんなところもいい!〜人生の格言にしたいひとこと

・学びが多い人は他の人より学べるチャンスが多いわけではなく、他の人と同じ出来事からより多く学んでいる

・人が成功するかどうかに物理的要因は一切関係ない、どんな人でも「誰に」「何を」伝えるかを適切にやれば成功できる

・成長は付け足すことではなく、理想の自分といまの自分のギャップを埋めるために変化すること

・好き嫌いは7対3、嫌われないようにすると、すごく好き、と言ってくれる人も減る

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