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【本】佐々木正悟 『残業ゼロの「1日1箱」仕事術』

仕事がなかなか終わらず、遅い時間まで残業しては翌日に持ち越すことを繰り返している日々。

常になんとかしたいと思っているので、「残業ゼロ」なんてある本にはつい手を出してしまいます。

この本はAudibleで聞きました。

仕事が終わらない原因を、この本はふたつに分けています。
①1日にやりきれない仕事までやろうとしている=1箱におさまらない量をおしこめている
②箱のなかの仕事をするスピードが遅い

つまり、こうすれば仕事は終わる!ということです。

①今日やりきれることだけを箱にいれたら、蓋をして閉じてしまう
②仕事のスピードをあげて、箱の中身を早くカラにできるようにする

最初は、①について、蓋なんてしたら降ってきた仕事がどんどん明日以降に流れて結局どうしようもなくなってしまうのでは…と多少ネガティブな思いがありました。

ですが、最後まで読んで(聴いて)、これは試してみるべきだと代わりました。

試してみようと思っていることは、以下の4点です。

1.とにかくその日の仕事に蓋をつけてみて、本当に仕事がおさまらないかを試してみる
2.朝はややこしいことや提案書作成等のプッシュ型の仕事をする。依頼されたことなどのプル型の仕事は夜にする(朝ラクなことからしたがるのは脳の構造のせい、と割り切って付き合う)
3.箱につめる自分と開ける自分は別、今の自分から未来その仕事をやる自分へその時の気持ちと動機を書いてメッセージを送る。衝動はメモしておく。過去の自分からでも、おしつけはやる気をそぐ
4.毎朝、全体のタスクをみて、なぜやるのか、いつやるつもりか、どのくらい時間をかけるつもりか、今日やる必要があるか?を確認する

試してみることの他に、この本には「いいもの頂いた!」と思った部分も多くありました。

・重い仕事でもまずは6分やってみる。人は仕事の重さを大変さで計っており、時間で計っていない。
・やる気の量は決まっている、根性論では決められない。
・体は省エネするようにできている、大変なことにしり込みするのはエネルギーを無駄にしたくないから
・モノアミン(セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリン等、少数の特殊なニュー ロンが用いる神経伝達物質で感情や行動の調節を担っている)の壊された部分は睡眠で回復する
・内容の見通しはつかなくても、時間、15分なら見通しがつくはず

著者は、「箱をカラにする快感を3日味わうと癖になる」といいます。

そんなの無理だ、と思わず、まずは今週3日間と思って試してみます。



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