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【インベスターZ】お金の歴史編

お金がどのように産まれたかご存知ですか?

本日は、
お金の歴史について学びたいと思います。
以下が、参考にしたの書籍です。

そもそも、お金とはどのように始まり
そして、どのように広まったのでしょうか?

人類が畑を持ちコミュニケーションするようになったのが今から1万年前
最初の5500年間はずっーと物々交換をしていました。
突然ですけど、
物々交換にはどのようなデメリットがあるかと思いますか?

・保存が効かない物は無駄になる(肉、魚など)
・自分の持っている物が欲しい人を見つけるのが大変
などなど…

考えるとたくさん出てきます。

だから、
ある時にとっても頭のいい人が
「物の代わりになる価値を決めてそれを交流の道具しませんか?」と提案しました。
そこで現れたのが『単位』

誰にとっても大切な品物に対し、交換レートを固定にしました。

これが約4500万年前の大発明!

ちなみに、
この交換レートが人類最初のお金です。
つまり、
最初のお金は物ではなく概念でした。

しかし、まだ問題は解決しません。
それが、品物の劣化です。
品質が異なれば
交換レートを適用しても公正な取引ができません…

ここで出てきたのが、
劣化しずらい銀。
言い換えると、コインです。

そのコインでも広く流通したのは、
アテネコインです。

なぜ、アテナイのコインが広まったのでしょうか?

それは、
発行元のアテナイ(国)が品質を保証したからです。
つまり、
国がコインを担保しました。

そして、保証した証に
コインへフクロウの刻印を押し、
「このコインは純度で4gの重さがある」
と保証しました。

今までは、
銀貨の純度はぱっと見ではわからなかった。
だから、フクロウの刻印をすることにより、
安心感が得られ経済は飛躍的に向上しました。
経済が発展するにつれ人口も爆発的に増加ししました。
ここまで来ると、現在の経済活動と同レベルです。

そして、ここで
本書では、このような言葉が出てきます。

金は人なり。人は金なり

この、意味をみなさん
考えてみてください。
答えは、
本書で確認できます。

本題に戻ります。

アテナイはコインの流通量と生産量が崩れ
やがて、
衰退してしまいます。

代わりに地中海の覇者になったのが
ローマ帝国です。

ローマ帝国は、
アテナイの学びから経済の発展に合わせてさまざまな通貨を作り出しました。
しかし、
それでも資金繰りが追いつかずついに禁忌を冒します。

それが、
銀貨の純度を下げること

銀貨の純度が
いつしか、50%,40%と低下し
最後は、2%にまで低下しました。
つまり、物質的価値はなくなり
残ったのは刻印だけとなりました。
こうして社会は存在しない価値を信用する時代になります。

ここで、現代のことを考えてみると、
紙(存在しない価値)に1000円の価値があると 
存在しない価値を信用する時代ですよね。
当時と違うのは、
コインに対しお金の価値が紐づいていました。
しかし、現代では紙にもお金の価値が紐づいてます。

いつから、紙にお金の価値が紐づいたのでしょうか?

それは、18世紀です。
ある時、今までコインを製造していましたが、
「紙に印刷したら良くね?」と一言
製造にかける労力が減り、
経済はより多くのお金を増やしました。
すると、さらに経済が大成長しました。
この経済成長の横で発足したのが銀行です。

皆様のご存知の通り、
銀行は貸すことよって利益を得る仕組みで成長します。
さらに、銀行はお金を発行することもできます。

つまり、
経済が成長する。
会社が大きくなる。
会社がもっと大きくなるためにお金を借りる。
銀行はお金を貸す。
そして、貨幣を発行する。
会社がまた大きくなる。
より、大きくするためにまた銀行からお金を借りる。
また、お金を貸す。 
そして、貨幣を発行する。

と、
どんどん銀行は成長していきました。
その結果、
世界の総貨幣量は、
2000年に190超ドル
2006年には560兆ドルへ
さらに膨張は続いて来ます…

以上が、お金の歴史です。
いかがでした?
なかなか、壮大なストーリーですよね。
この内容がもっとわかりやすく
本書には記載あります。
是非、一度ご覧ください。


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