子どものことを決めるのは当たり前に母親中心っていうのしんどすぎる
「もう無理だから、あとはあなたが面倒みてください」
そう言って車から飛び降りて、電車に乗った。
数年ぶりに乗る渋谷のメトロ。
小綺麗な男女が行き交っていて、久々に満員電車なんかに乗っちゃって、ぎゅうぎゅうづめの空気感に安心した。
「ああ、皆んなの中にいる普通の人になれた」
なんの責任もなく、電車に乗っている感覚に
一瞬毎日旦那は満員電車で辛いかな とも思ったけど
でも、なんか、安心した。
保育園に入れるのか、育休延長を目指すのか、何月に復帰するのか、書類はいつまでに揃えるのか、決めるのはいつも母親が中心
もちろん他の家庭では違うのかもしれないけれど
うちはいつも子どものことは、わたしが中心となって決める。
正確にいうと、わたしが方々から調べてきた情報を整理して、一番良いと思われることをシェアして、
「こうだからこれがいいと思うんだけど、どう思う?」と聞くと、「それがいいと思う」と旦那が言ってくれる。
例えば、かかりつけ医のこと
例えば、粉ミルクの種類
例えば、保育園のこと
小さいことから大きいことまで、とにかく本当に守備範囲が広すぎる。
その上、すでに1歳2ヶ月になった息子。
3食のご飯の内容や、最低限のしつけのこと、
発達はこれで大丈夫なのかな
同じ月齢のことここはすごく差があるけどどうなのかな。
毎日幸せを感じる時間と同じくらい
そこのない不安に襲われる。
丸1年育休をとって、半年延長したまではよかった。
0歳は本当に何をしてても可愛いし、
ずっと一緒に入れて心底幸せだった。
だけど歩けるようになると、家の中だけでは親子共にフラストレーションが溜まってしまう。
特に雨の日は最悪で、一日中おっぱいに吸い付かれてしまう。
保育園に入れたいけど、認可1歳クラスは最難関
それに週5日、8時間は入れたくない。。。
歩けるようになると、子どもへの刺激の大切さが身に染みる。
友達の3兄弟と公園に行ったとき、4時間も遊んで、ずっと楽しそうで、おねぇちゃんたちに可愛がられて、同い年と交信してて、とにかくいい時間だったから、
「ああこの子はお友達や、お姉さん、お兄ちゃんとの時間が、楽しめるタイプなんだな」と思った。
それに、現実問題、育休を2年取った後、
1歳クラスに年度途中から入園するのはむずすぎる。
とすると4月入園に申し込むのが現実的だ。
ただ、わたしの会社は時短歓迎なので
フルタイムで復帰する気はないし
正直にいうと週に3日くらい、半日通園がちょうどいい。
だけどもちろん保育園は「保育の必要性」順に入園するので、時短よりフルタイムの点数が高いのは当然。
そうすると、融通のきく認可外が案外良かったりする。
と、ここまでの情報は
何度も区役所に行き、もらった資料を読み、必死に作ったママ友と仲良くなった上で、兄弟のいるママ友から聞き出したりする。
簡単に一つのところに行って、パパパーっと
答えに辿り着いたり、
自分の脳内だけで「こうだからこうして、こういう園を探そう」なんて、すぐに結論が出たわけじゃない。
それこそsnsでもいっぱい探したし。
なのにその苦労をパパは知らずに
「いいんじゃない?」で済ますから、
メンタルのきついときには爆発しちゃう。
子供は可愛い
こんなに可愛かったのか
こんなに愛情が湧くものなのか
こんなに幸せなのか
毎日そう思っている
だけど、1日の2/3の時間を注いで
何もかも子供を優先するのには限界があるから
どうしたら一番いいか、
子供にとって、親にとっていいのかを
相談したくても
「どういうやり方があるか」を調べるのは
基本ママだということ が当たり前の世界線はやめてほしい。
自分の肩に、さまざまな決断が乗りかかっていて
そのプレッシャーたるや。
こういうことをいうと、
男も仕事でそうだよと言われそうだけど
言わせてください
仕事に復帰したらもれなくママも同じです。
マルチタスクの得意な女性には
どうしてもいろんな決断が乗ってきちゃうのかな。
だったらせめて、自分の夕飯は毎日作りなよ!
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