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ちょっと前の渋皮煮作り✳︎


これまで渋皮煮といえば、

ばあちゃんがくれる一年に一度のお楽しみだったのですが、

お山に住み始めたおかげで、至る所にある栗。


炭焼きの前田さんのところでも拾い、

町有林に行った時に、たくさーん拾い、

今年は2度、渋皮煮を作りました。


レシピを調べてみると

3回重曹で煮て、

1回重曹を抜くために煮て、

それからお砂糖で甘く煮て出来上がり。


お砂糖は栗の重さの50%〜60%のようだったので、

なんとなくそのくらいに。


母はいつも「鬼皮を剥くのが大変やけん、母さんは絶対できんわー」

と言っていて、

大変な作業とはわかっていましたが、

本当に大変。

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包丁で1つひとつ剥いていたけど、

母はおばあちゃんにこんなものをプレゼントしたのだそう。

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力加減で渋皮を残しても剥けるらしい。


1日中ずっと剥く作業をしていたので、

次回は私もこれを買おうかな〜

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所々痛んでいる部分は切り落として、

別にしておきます。


渋皮煮のポイントは

いかに渋皮を傷つけずに剥くか。


鍋で煮ていると、皮が破けて実がボロボロに出てきてしまうのですよね。

調べてみると、お茶パックに入れるとボロボロにならないとのことだったので、

割れたもの、破けたものは全部お茶パックに入れちゃいます。


重曹を入れると真っ黒。

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わー勿体ないなあと思って、

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横では渋皮染めをしましたよ。

これを三度繰り返して、アクを抜きます。

だんだんと黒さが落ち着いてきて、透き通るようなお水になりますね〜


その後は一度重曹を抜くためにお水で煮て、


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今度はお砂糖と一緒に煮ます。

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こんなにきれいにできましたー✳︎

お水にとろみがつくくらい煮たら、

日持ちがより長くなるようです〜


ちなみに染めたものはミョウバンで色止めをして、こんな感じの仕上がり。


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山の恵みのおかげで、

秋らしい時間が過ごせました〜✳︎

ありがとう✳︎

✳︎☺︎

ありがとうございます。 これからも山暮らしのあれこれ書いていきます✳︎