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呪術廻戦 第117話 渋谷事変35 の感想

カラーは宿儺の生前の姿みたいなやつでした。なかなかのゴツさです。顔の右側、木の板を貼り付けたような部分あり。なんだろうこれ。目はあるので皮膚だとは思うのですが。

握手男を襲った影の正体はめちゃくちゃ強い化物でした⋯ということで、予想してた調伏済みの式神の暴走ではなく、伏黒がこれまで二度途中でキャンセルした布瑠部由良由良で呼び出した式神でした。これ予想してる人多かったですね。すごい。式神登場シーンが中二心蘇るくらいカッコよかったです。犬が泣いてるの外連味あって好き。女神転生の悪魔みたいなデザインの式神もいいですね。八握剣 異戒神将 魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)絶対一発で変換できない名前もオシャレです。仏教の神様の名前みたいですね、漢字変えてますけど。

歴代の術師がこいつを一人も調伏してないということは、

・初代が自ら強い式神として選び召喚したが、調伏できず、または複数人で調伏したため手に入らなかった。

・その後、初代は他の式神を調伏し計十種を達成。魔虚羅は勝機の薄い相手に勝つための切り札として残された。

ってことでしょうか。

十種影法術と名前がついているくらいなので、初代から十種は固定なのではという憶測を基にしているので、そこが違うと全然見当違いな考察になってしまいますが。

十種神宝という宝に八握剣があるらしく、そこから考えると、十種のラストが魔虚羅だ、というのも充分ありますね。どういう経緯かはさておいて、最初から十種類の式神は全て決まっていた可能性はあります。つまり初代から伏黒に至るまで十種揃えた術師はいないのかもしれません。

しかし自分がやられることをここまでいい顔で宣言する人も珍しいですね。しかも自分で呼んだ式神にやられるというのに。塔矢アキラの「ここでボクが投了!」以来のカッコいい敗北宣言です。

宿儺さん、マジで伏黒のこと好きすぎる。伏黒が死んだと見るやすぐさま駆けつけてきました。そんであっさり治すし。やっぱり他人も治せるんじゃん! いや、順平のときも別に治せないとは言ってなかったか。あれを元に戻せるかはまた別問題な気もしますし。とにかく他との態度の差に腹が立ちますね⋯。

宿儺が魔虚羅を倒す展開。場所もスクランブル交差点で、いよいよクライマックスが近い雰囲気あります。

自由になるのもそう遠くないとか、魔虚羅に対して味見とか、色々意味深な言動が多い。伏黒にやってもらわないといけないことがあるとも言ってます。きっと宿儺が虎杖から解放されるための重要な何かが伏黒の術式にはあるんでしょうね。魔虚羅召喚の呪文である布瑠部〜が死者蘇生の言葉らしいので、こいつを調伏することで宿儺の本体(今週のカラーのやつ)を蘇らせることができるとかあるかもしれません。

イレギュラーなボス同士のバトルは好きなので(漏瑚さんは敵幹部くらいなイメージなので除外で⋯)ド派手にスクランブル交差点ぶっ壊して欲しいですね。

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