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インドに近づく

インド舞踊のモヒニアッタムを教えてもらうことにして体験レッスンを予約してから、当日までの間にたまたま目に留まって見に行った「インド細密画展」インド細密画 - はじめましてインド 宮廷絵画130点との対話 (fam-exhibition.com) がとにかく素晴らしい展示と解説コンテンツですっかり虜になってしまいました。とても細かいので虫眼鏡を手に、じっくり。

画像を府中美術館のサイトより拝借

小さいサイズの絵は、神々と1:1で対話できるように一人用サイズだそう。絵の雰囲気も、色合いも、表しているお話も、どれも素敵でした。どうしてもさくらももこさんのイラストのメインではない装飾の部分が細密画にそっくりに見えてしまうのですがそれは私だけなのでしょうか。とにかく人間味のあるストーリーが描かれていて、人・神・動物などの姿もみんな素敵で、何しろかわいい。

さて、レッスンを開始して数回が過ぎて、この短い中でもインドと私の共通点というか、私は来るべくしてここに来たというポイントをもう2つ。

ひとつは、「丸顔」を褒められること。
子供のころから丸顔で、ちなみに顔は子供のころから全然変わらないよねーとずっと言い続けられているタイプですが、その丸顔がこんなに褒められたのは生涯初めて!先生はこの1か月ですでに何度か「お化粧したら本当に似合うと思うのよ~」とおっしゃってくださり、ご自身がインドに行くと現地の師匠やダンサーから顔が面長なことについて残念な声をかけられるという体験談を何度か共有されていました。先生は特別面長でもないです、平均的な日本人顔。

もうひとつは、Mayaはブッダの母の名前。
どうりでこれまであらゆるインド人から、「いい名前だね」といわれていたわけですね。Maya とは、サンスクリット語でillusion、幻や幻想という意味。白い像が脇腹から自分の体に入る夢をみて懐妊、そして右脇から釈尊を出産、7日後には死んでしまいたまに天から舞い降りて息子にアドバイスをしたそうです。金の塊のように光り輝く美しさを持ち、髪は大きな黒いハチのように香り高くカールしていて、蓮の花びらのような目、天の星のように輝く歯を持っていた。紀元前500年ごろの話。

インドにますます近くなっていくのを感じます。

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