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我が家の次女に学ぶ、自己肯定感を上げて人生を楽しむコツ!

突然ですが、

「女の子って本当に楽しい」

というフレーズを聞いたことがありますか?
若い女性なら一度は手にしたことのあるコスメメーカー、CANMAKE TOKYOのキャッチコピーです。無邪気な笑顔の河北麻友子さんが印象的なCMでした。
(2020年現在、ジェンダーレスな表現の「かわいい!に出会える」に変わっています。イメージモデルは小芝風花さん。)

私はこのCMを観て、「んなことあるかい!女の子は大変じゃい!」と、何度もテレビに向かって突っ込んでいました。

しかし、我が家の次女は目を輝かせながら、

「女の子って本当に楽しい!!」

「生まれ変わっても私は私に生まれたい!!!」

と、自己肯定感高すぎるポジティブ発言をしたんです。小学校1年生(当時)でそんな言葉が出るとは、驚きすぎて印象深く心に残っています。

生まれ変わったら自分とは真逆の人間に生まれたいと思っている私には、信じられない言葉でした。

どんな生活を送ったら、自己肯定感高く、幸せオーラを放って生きられるのだろう?私から生まれて、私が育てたとは思えないスーパーハッピーな次女の言動から、自己肯定感を高く保つ秘訣を探ってみました。


①好きなもの優先

次女は好き嫌いが多く食も細いため、親としては心配が尽きません。
長女は野菜も良く食べ、離乳食から今まで食事で困ったことはなかったので、なぜ次女は食べてくれないのか、どうやったら食べてくれるか、頭を抱えることも多々ありました。

会話ができる歳になると、彼女なりの考えがあることがわかりました。

「好きなものをおいしいと思えるタイミングで食べたいの。嫌いなものでお腹いっぱいにしたくない!」というようことを言っていました。
それを聞いて「胃袋はゴミ箱ではないんですのよ」と叶姉妹(たぶん恭子さん)が言っていたことを思い出しました。(笑) 
まだ数年しか生きていない女の子が、叶姉妹のようなポテンシャルでいることに驚きと可能性を感じました。(親バカ)

食べなくてもいいわけではないけれど、最近は無理に食べさせようとするのはやめました。今では頑張って給食を食べるようになったので、少し安心しています。

②やりたいようにやってみる

小さいころからおしゃれやメイクに興味津々だった次女は、幼稚園に上がる前からメイク道具を欲しがり、ドラッグストアではメイクコーナーから離れませんでした。

1日に何回も着替えをして、スカートを何枚も重ね着して、思うがままにメイクをして、家にある髪飾りを全部くっつけて、独創的なファッションを楽しんでいました。

今思えば初めて買ってあげたメイク道具はCANMAKEだったと思います。(今はたくさんもっています。)  
クリスマスにはメイクブラシセットをサンタさんに頼むほど、メイクが大好き!

好きなものがあることは、とても素敵だと思います。
洗顔と保湿はしっかりやることを教えつつ、メイクやファッションのことは好きにやらせていたことが、自己肯定感アップにつながったような気がしています。(私グッジョブ)

これは我が家の思い出の中でも、よく話題に上がるエピソードなのですが、真冬にプリンセスのドレスを着てディズニーランドに行ったときのこと。
パレードがはじまるとコートを脱いで、皇室もびっくりのお手振りで、プリンセスたちにアピールしていました。
ドレスアップした自分に気づいてほしい!寒さより美意識!そこでも叶姉妹ばりのポテンシャルを発揮していて、感心したものです。(親バカ)

③誉め言葉を受け入れる

自己肯定感が低い私は、褒められることがあっても謙遜して否定します。そして、絶対に心の底から誉めているはずばないと思ってしまい、誉め言葉を信用できません。(病)

それに比べて、次女はさらっと笑顔で誉め言葉に対応しています。
「かわいいね~」「じょうずだね~」「やさしいね~」と、親戚やお友達のお母さんから言われると「ありがとうございます(ニコッ♡)」と、ほんの少しだけ照れた表情をしつつも、しっかりお礼まで言えるのです。

これって大事なことですよね。自分のことを否定し続けたら、否定だらけの人格になってしまうのは当然。相手が本心かそうでないかは関係なく、ポジティブな言葉はありがたく自分の栄養にすることが、自己肯定につながるんだなと教わりました。

次女は褒められじょうずですが、褒めじょうずでもあります。友達のいいところをたくさん話してくれるし、先生の良いところもたくさん話してくれます。私の数少ない褒めポイントも見つけてくれます。
自己肯定できると、他人を肯定することもできるようになるんですね。
褒めポイントを見つけられるのは、この先もきっと役に立つスキルだと、我が子ながら感心しています。(親バカ)

④常に笑顔

次女は赤ちゃんのころからよく笑う子でした。100日記念の撮影では終始ニコニコしていたので、一瞬で撮影が終わったことを鮮明に覚えています。

箱根神社に行ったときに、まだ歩く前の次女をおんぶして参拝していると、「こっちのほうがご利益ありそうだね~」と参列していた老夫婦が次女に向かって手を合わせていました。
いつも笑顔で丸顔のお地蔵さんみたいな赤ちゃんだったので、手を合わせたくなる気持ちもわかるような気がします。

(↑鎌倉にある長谷寺のお地蔵さん。激似!本当にこんな感じの赤ちゃんでした。)

私は笑顔が苦手で、うまく笑えないのがコンプレックスです。でも次女がいつも笑顔でいてくれるので、一緒にいるとかたい私の表情もほんのり柔らいでいくような気がします。
笑顔は周りを幸せにする力があると日々感じ、下がりきった口角をがんばってげていこうと、小さなメンターに諭される日々です。

⑤自分の時間を大事にする

「バーバ、自分の人生を生きなよ」

過干渉気味な私の母に向かって、次女が放った衝撃の一言です。

人のことばかり気にしてないで、自分の人生を楽しんだ方がいいと、小学生で言えるのか!?この子は何回輪廻転生したのか?私より徳をつんでいるな!と確信しました。(笑)

この一言のおかげで、我が子に自分を重ねて干渉しすぎたり、生き甲斐を背負わせたりせず、自分の人生を楽しんでいるお母さんはかっこいい!と思ってもらえる生き方をしたいと、強く心に刻み意識して生活するようになりました。

次女はものすごくマイペースで体力がある方ではありません。しかし、それをわかっているので、決して無理はしません。
学校から帰ったら、習い事や友達と約束がない日は、宿題をやってからおやつ食べて、自由時間をたっぷりとっています。「○時まで宿題!○時までおやつ食べて自由タイム♪」と、スケジュールを立ててのんびりする時間を確保しています。自由時間がないとストレスがたまることを、ちゃんとわかっているようです。
大人の私でも時間配分と優先度のつけ方が難しいのに、自分をご機嫌にする生き方を既に習得しているあたり、やはり人生3回目くらいなのでは?と思わざるを得ません。

さいごに

私とはあまりに違う我が子に戸惑うこともありましたが、今は娘という感覚だけでなく、幸せに生きる身近なお手本として、尊敬し感謝しています。
親バカかもしれませんが、客観的に見ても、ひとりの人間として見習うところがたくさんあると感じています。

27歳年下の師匠を見習って、生まれ変わってもまた自分に生まれたいと思えるくらい、自信が持てるようになりたいと思います。
口角を上げて、好きなものを大事にして、今この瞬間を楽しんで、後悔なく生きてやる!(決意)

次女の生き方が、みなさんのご参考になったら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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