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#記憶
エッセイ「夢枕で待ち合わせ」
コロナで「死」について考える時間が多くなった。出産した姉のお見舞いにも行けず、コロナで亡くなったがためにお線香もあげられないまま別れた人もいた。身近な人の死と出逢う時、不思議な体験をすることがある。
中学1年生の冬、祖父が死んだ。12月23日だった。明日から冬休みという日「おじいちゃんが亡くなったので昼にお母様がお迎えに来ます」と担任に言われた。
びっくりはしたけれど悲しいのかは分からず、でも「
コロナで「死」について考える時間が多くなった。出産した姉のお見舞いにも行けず、コロナで亡くなったがためにお線香もあげられないまま別れた人もいた。身近な人の死と出逢う時、不思議な体験をすることがある。
中学1年生の冬、祖父が死んだ。12月23日だった。明日から冬休みという日「おじいちゃんが亡くなったので昼にお母様がお迎えに来ます」と担任に言われた。
びっくりはしたけれど悲しいのかは分からず、でも「