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子ども夢パークの紹介映画「ゆめぱの時間」を観賞してきました2024.2.4

川崎市こども夢パークを紹介する映画
「ゆめパの時間」を鑑賞してきました。


会場 : ウェルファーム杉並

川崎市は、日本で初めて「子ども権利条例」を制定したところで、
子どもの権利を認める内容を具現化することを目的に
作られたのでそうです。

行政が協力してこういう取り組みをしているという意味で、
以前から興味があり、
お声をかけていただいて、よいタイミングで観られました。

子ども夢パークは、
わかりやすくいうと、かなり規模の大きな児童館という雰囲気でした。

自然の遊び場や、子どもたち自身が作った遊具など
外で体をたくさん動かせるスペース、

木工、工作、楽器演奏、ゲーム、マンガや本を読めるところ
単にゴロゴロできるところなど、
本当にいろいろなものが用意されています。

その中には、フリースクールも併設されていて、
そこで子どもたちが勉強する姿も見られました。

子どもの「やりたい」という気持ちを大切に
大人は子どもの邪魔をしない、という姿勢が統一されていて
素晴らしいな、と思いました。

私は不登校を専門に活動しているので
こういった大規模な施設に行くこと自体が
不登校の子にとって少しハードルがあるとは感じましたが

その一方で、こういった施設がいくつかあると、
それだけで不登校の家庭は安心できるのではないかと思いました。

実際、ゆめパにいる不登校の子どもたちは、
縛られない環境の中で、自分の好きなことを見つけて
楽しそうに過ごしていました。

苦しみながら学校に通うより、ゆめパのようなところで過ごせた方が
幸せな子どももいるだろうな、と思います。

私達が活動している杉並区では
「子ども権利条例」を作ろうという動きが出始めていて
現在、制定に向けた話し合いが進められているそうです。

個人的には、大規模な施設を一つ作るのではなく
小さな子どもの居場所が街中にいくつかあって
それを子どもが選べるようになるといいな、という理想を持っています。

「子ども権利条例」が子どもが安心して過ごせる環境作りの
一つのきっかけになることを願っています。

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