五十嵐麻弥子

「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」代表/不登校支援カウンセラー/上級心理カウンセ…

五十嵐麻弥子

「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」代表/不登校支援カウンセラー/上級心理カウンセラー。息子たちの不登校を経験し、不登校相談や学校での講演会、行政への陳情を行っています。子どもが自由に学べる社会を目指しています。 https://jibunwotokihanate.com/

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不登校が「問題行動」」ではなくなる社会へ

初めまして ! いがらしまやこ と申します^^  「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」の代表をしています。 私は、長男の中学・高校・大学・専門学校不登校、次男の小学・中学不登校を経験しました。その経験をもとに、2016年に個人で不登校支援のボランティア活動を始め、その後「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」を立ち上げて、小学校から高校までの不登校相談に対応しています。 より専門的な観点で相談が受けられるよう「不登校支援カウンセラー」 「上級心理カウンセラー」という

    • 思春期・青年期家族講座「不登校を経験して学んだこと」@中部精神保健福祉センター

      東京都の中部精神保健福祉センターの「思春期・青年期家族講座」で 思春期の子どもとの関わり方についてお話をさせていただきました。 自分の子どもたちが不登校になったころの経験談をお話したあと、 子どもたちが不登校になって学んだことについてお話しました。 ●子どもは「親が導くもの」という誤解 ●進学先や生き方はさまざま ●発達途上の子どもの心とからだへの理解 ●学校生活の大変さ ●学校の環境に合わない子もいる ●成長のペースは人によって違う ●勉強は子どもがやる気になったときに

      • 「子どもが『学校へ行きたくない』と言ったら」2024.6.9ミモザの花イベント開催

        「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」の講演会イベント  「子どもが『学校へ行きたくない』と言ったら」を、開催しました。 日時 : 6月9日(日) 9時45分~12時15分 会場 : 阿佐ヶ谷地域区民センター 講演 : 東京都立府中療育センター小児科    栗原 亞紀 先生 参加者は63名でした。 今回は、発達障害の専門医の先生に講演をお願いしました。 不登校の子どもの中には発達障害やグレーゾーンも多く、 申込み受付の段階から関心の高さを感じました。 まずは、代表か

        • 不登校の子ども居場所「ミモザルーム」始めました~経験者の大学生たちとのおしゃべりで気づいたこと

          ミモザの花では、不登校の小・中・高校生のための居場所 「ミモザルーム」を始めました。 不登校に悩む親子のために、 現在4名の不登校経験者が協力してくれています。 大学生が3人、専門学校生が1人、 受験が終わったら協力したいと言ってくれている子が もう1人という感じです。 こういう場に不登校の子どもが来るのはハードルが高く、 私たちも、しばらくは誰も来ないだろうと考えています。 まずは、どのような雰囲気にしたらよいか 協力してくれるみんなとおしゃべりをしながら 待ってい

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          小学校に作られる不登校の子どもの「別室」~校長先生とお話してきました

          地元の小学校で不登校の子どものための別室を作るため、 不登校支援をしている私たちの話を聞きたいというご依頼がありました。 ここ、1~2年の間、杉並区内の公立小中学校では、 不登校の子どものための別室が 少しずつ用意されるようになってきています。 それ自体はとてもありがたいことなのですが 実のところなかなかうまく回っていないという話も耳に入ってきます。 その意味で、開室前に校長先生が私たちの意見を聞きたい、 というのは、とてもありがたいことだなあと思いました。 最初に、

          小学校に作られる不登校の子どもの「別室」~校長先生とお話してきました

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.4.15~都立チャレンジスクールについて

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」 4月のお話会は、参加者2名、スタッフ2名の4人で ゆったりたっぷりおしゃべりしました。 高校受験に向けて、学校選びを考える中、 学校の先生やスクールカウンセラーは チャレンジスクールを勧めてくる……というお話がありました。 チャレンジスクールは、もともと東京都が 不登校の子どものために作った高校です。 東京都にチャレンジスクールがあるのは素晴らしく、 学校の先生がチャレンジスクールを知ってくれているのも ありがたいと思います。

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.4.15~都立チャレンジスクールについて

          「子どものけんりとこれからの居場所」パネルディスカッションに参加しました2024.3.17

          杉並区職員労働組合 児童館学童保育分科会主催の「第32回地方自治研究会考えよう 子どもの『けんり』とこれからの『居場所』」 パネルディスカッションに登壇させていただきました。 基調報告~居場所としての児童館始めに児童館から基調報告がありました。 テーマは「杉並における子どもの居場所の変遷と現在に至る過程の紹介」 子どもの居場所としての児童館の役割について 社会状況の変化とともに変わってきたことなどについて お話いただきました。 また、児童館に来ている子どもたちのアンケ

          「子どものけんりとこれからの居場所」パネルディスカッションに参加しました2024.3.17

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.2.18~不登校を経験した大学生のお話

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」2月のお話会は、参加者10名、全員が中学生の保護者でした。 今回は、中学で不登校を経験した大学生に参加してもらい、参加者の質問などに答えてもらいました。 参加者からはいろいろな質問がありました。 ・定時制高校の実際とは ・起立性調節障害について (体調面、治療について、当時の様子やそのときの気持ち、 いつごろ改善したか、など) ・どのようにして高校を決めたのか ・不登校のとき家でどんなふうに過ごしていたのか…… などなど。 定

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.2.18~不登校を経験した大学生のお話

          東京の不登校親の会 世話人交流会に参加しました 2024.2.4

          「登校拒否・不登校を考える東京の会」主催の世話人交流会に ミモザの花のスタッフと一緒に参加してきました。 東京の会は、以前、都内にある不登校の親の会をまとめた冊子を 作られた団体です。 ミモザの花も、その冊子に掲載していただいた縁があり、 今回お声がけいただきました。 東京のすべての親の会が参加したわけではありませんが、 5〜6団体が集まったテーブルが3つ、けっこうな人数が参加していました。 各グループで、自己紹介や活動報告をしつつ、 気になっていることや困っているこ

          東京の不登校親の会 世話人交流会に参加しました 2024.2.4

          子ども夢パークの紹介映画「ゆめぱの時間」を観賞してきました2024.2.4

          川崎市こども夢パークを紹介する映画 「ゆめパの時間」を鑑賞してきました。 川崎市は、日本で初めて「子ども権利条例」を制定したところで、 子どもの権利を認める内容を具現化することを目的に 作られたのでそうです。 行政が協力してこういう取り組みをしているという意味で、 以前から興味があり、 お声をかけていただいて、よいタイミングで観られました。 子ども夢パークは、 わかりやすくいうと、かなり規模の大きな児童館という雰囲気でした。 自然の遊び場や、子どもたち自身が作った遊具

          子ども夢パークの紹介映画「ゆめぱの時間」を観賞してきました2024.2.4

          子どものための話し合い 杉並区「つながるミーティング」に参加してきました2024.1.23

          杉並区内で活動している「こどもと笑顔with」主催の 「つながるミーティング」に、初めて参加しました。 こどもと笑顔withは、子どもに優しい町を杉並区と区民とで作るため 2022年から意見交換や勉強会などを行っている団体です。 つながるミーティングには、不登校だけではなく、 子ども食堂、学校支援本部、杉並区議、児童館など、 子どもたちのためにさまざまな活動をしている方々が参加していました。 初参加のため、内容がよくわからないまま参加したのですが、 小グループに分かれて

          子どものための話し合い 杉並区「つながるミーティング」に参加してきました2024.1.23

          時間割の外側にある子どもと若者の美術展「フリーアートオブキッズ&モア」2024.1.16~21

          時間割の外側にある 子どもと若者の美術展  「フリーアートオブキッズ&モア」 好評のうちに閉幕しました。 来場者はなんと129名も! 保護者の方やお友達はもちろん、 出品してくれている子どもの学校の校長先生や担任の先生、 渋谷区教育委員会の教育指導員、 世田谷区役所不登校・引きこもりのご担当者 などなど、多くの方が来場してくださいました。 学校へ行かない子どもたちは、感受性が強く、 アートに興味を持っている子もたくさんいます。 すごい才能を感じさせる子もいて、 そこを伸

          時間割の外側にある子どもと若者の美術展「フリーアートオブキッズ&モア」2024.1.16~21

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.1.14~精神疾患の診断について

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」 2024年度、最初のお話会は、参加者9名、そのうち初参加が2名でした。 今回もいろいろなお話が出ましたが、 少し気になったのが「子どもが精神科で病気と診断された」という方が 何人かいたことです。 確かに、明らかに抑うつが強いときは精神科の薬が効くことはあります。 うちの子どもたちも薬のお世話になりました。 ただ、ちょっと気になったのは、診察5分程度で 統合失調症と診断されたという方が複数名いたことです。 そして、その診断をした

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.1.14~精神疾患の診断について

          世田谷区不登校の親の会「進路相談会」に参加しました2023.12.10

          杉並区のお隣、世田谷区で活動している不登校の親の会 「こぐまの会」主催の 進路相談会に呼んでいただき、参加してきました。 参加者は50名ほどという感じ、 どこも、大勢の方が困っているんだなあ、ということを改めて感じました。 私は途中から参加したのですが、 入ったときは、子どもの不登校を経験した保護者が 6~7名ほど、経験談をお話しているところでした。 その他、 不登校経験者の話(これは間に合わなかった)、 区の担当者から不登校についてのサポート機関の説明、 通信制高校

          世田谷区不登校の親の会「進路相談会」に参加しました2023.12.10

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」12月お話会~YouTube、ゲームについて~

          12月3日、「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」12月お話会を 開催しました。 今回は、「子どもがゲームやYouTube、スマホばかりで困る」 という話が多く出ました。 もう、本当に、何度となく話題にのぼるテーマで みなさんそれぞれの対策など話してもらいました。 学校へ行かないで家にいると、 どうしてもゲーム、YouTube、スマホに手が伸びてしまいます。 大人でも、電車に乗っていたらほとんどの人がスマホを見ているのだから、これは、もうしょうがないんじゃないかなー

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」12月お話会~YouTube、ゲームについて~

          「ゼロ高等学院」代表の内藤 賢司さんミニ講座2023.11.19

          「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」11月のお話会は、 通信制高校サポート校「ゼロ高等学院」 代表の内藤 賢司さんをお迎えして開催しました。 ゼロ高等学院は、「自分のやりたいこと」を見つけることを 教育目標に掲げたオンラインの学校です。 主宰は実業家の堀江貴文さん。 単に「勉強ができること」を目的にするのではなく 「生きていく力」を育てることに重きを置いているそうです。 お話会当日は、部屋に入ってきた参加者に 「好きなこと」「趣味」「楽しいこと」 を、ホワイトボード

          「ゼロ高等学院」代表の内藤 賢司さんミニ講座2023.11.19