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「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」お話会2024.2.18~不登校を経験した大学生のお話

「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」2月のお話会は、参加者10名、全員が中学生の保護者でした。

今回は、中学で不登校を経験した大学生に参加してもらい、参加者の質問などに答えてもらいました。


参加者からはいろいろな質問がありました。

・定時制高校の実際とは
・起立性調節障害について
(体調面、治療について、当時の様子やそのときの気持ち、
いつごろ改善したか、など)
・どのようにして高校を決めたのか
・不登校のとき家でどんなふうに過ごしていたのか……

などなど。

定時制高校に入ってからは、

先生方に「学校へ行けないのは特別なことじゃない」と言われたこと、
周囲がみんな不登校を経験しているのを知って気が楽になったこと、
友達が距離を詰めてこない感じが楽だったこと、
行事の参加・不参加などを自分で選べることなど

さまざまなことに救われたそうです。

そういえばうちの長男も、通信制高校に入ったとき
「みんな不登校だったから、 踏み込んでこないのが楽」
「友達との距離感がちょうどいい」
などと言っていたのを思い出しました。

不登校の子どもたちはとても繊細なので
相手の気持ちに敏感なのだと思います。

相手の嫌がることがすぐにわかるので、
「嫌がることはしない」というやさしさを感じることがとても多いのです。

また、この日は、お母さんも一緒に参加してくれたので
母親として子どもにどのように接していたかについても
参加者からの関心が高かったようです。

たくさん迷いながらも、娘さんの様子を受け入れて
温かく見守ってきた姿がとても印象的でした。

それから、「推し活」が子どもエネルギーを高めるという話は
とてもいいなーと思いました。

好きなことや興味のあることからじゃないと動くことは難しいと思うので
「推し活」のエネルギーはどんどん使ってほしいなと思います!

不登校の子を受け入れてくれる高校に入ると、
子どもが中学生のときよりも保護者の気持ちもだいぶ楽になります。

その辺りが、参加された保護者のみなさんに
少しでも伝わったのではないかと思います。

充実したお話会になったと思います。
機会があれば、また経験者に協力してもらえるといいな、と思いました。


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