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無感情な有機物

あらゆる記憶が薄れてしまえば、嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも全部薄まって、フラットな人間になるのだろうか。

ただ、認知症の人をみていても、感情が消える気配は見当たらないから、単純に記憶が薄れることが感情の安定には繋がらないのかもしれない。あ、でもそもそも認知症の人って昔のことは覚えてることが多いか。それならやっぱり記憶と感情って関係あるんかな。

嬉しいことや幸せなことがあった後に色々変化が生じた時の悲しさややるせなさは、その嬉しかったことや幸せなことの記憶が消えてしまえば、そこから解放されるんだと思う。むしろ、それが近道だとすら思う。

いい加減、この囚われた感情から抜け出したい。

最近、「感情の民俗学」という本を買った。まだ読み始めたばかりだけど、自分の「感情」というものとの向き合い方のヒントになればいいなと思っている。

ただ、今は大きな試験が迫ってきていて、こんなしょーもない個人的な感情に振り回されている暇なんてない。ただひたすらに、医学知識を詰め込むだけの無感情な有機物に徹しなくてはいけない。

こんなこと書いてますが、決して病んでるとかではないのでご心配なく。笑

ではまた。メイさんでした。

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