【PJCS2023予選使用構築】こだわりサイクルトリパ【最高レート1698/SVダブル】
あなたのハートに富士そばボンバー!キュア♡デデンネ!
お久しぶりです。宮前めい(@miyamae_games)です。
最近はオタクばかりしていて配信も動画投稿もサボりっぱなしですが、実はPJCS2023の予選は3回とも裏でこっそり参加してました。
残念ながら3回とも予選抜けは叶いませんでしたが、一旦区切りとして使用していた構築ができあがるまでの推移と最終的な構築の紹介を久々に構築記事という形で公開致します。何気にスバイレット初構築記事です。
1.レンタルコード&構築コンセプト
ドータクン&ディンルーを初手に投げてトリックルームで素早さ逆転させながらハチマキ地震連打でドーン!裏からメガネコータス噴火でドーン!!
といった具合でトリル&範囲技をゴリ押しするのが基本の単純明快な構築。
イッカコノヨは相手の初手カミイーユイを誘うための見せポケの役割が強いのですが、無対策っぽい相手やウインイルカバレルのようなコノヨザルの通りが良さそうな構築相手にはそれなりに選出していました。
対面寄りのアグロ構築ではあるものの、それなりに耐久力のあるポケモンを揃えているのでサイクルを回して2回目のトリルを貼るような器用な立ち回りも可能です。
2.構築経緯
りるてゃから貰ったイッカネズミを使いたい!
そこからスタートしたため、イッカネズミを使うならコノヨザルと組ませる通称「イッカコノヨ」の並びが妥当だろうということで軸は早々と確定。
イッカコノヨ軸を採用するにあたり、当初は相性の良い耐久寄りのチオンジェンやディンルーを添えたいやらしい構築で考えていましたが、パオジアン&イーユイの特性を絡めた高火力の押し付けやバンギルガンの無限怯み編といったアグロ構築流行の波に抗うのは厳しい環境だと感じ解散。
いろいろ試行錯誤した結果、第1回予選は以下の並びを使用。
ちまちまサイクル回すよりバカ火力を押し付けた方が強くね?とパオカイリュー&カミイーユイ&イッカコノヨという小学生構築が完成しました。
2匹1組のペアみたいになっているため選出はとても簡単で、相手によっては適当にポチポチしてるだけでイージーウィンできるという頭を使わないお手軽構築で特攻。ありえないほど雑に組んだ構築だった割にはそれなりに健闘したのですが、チョッキディンルーやウインディがキツかったり不毛な同速勝負に勝たないといけない等の欠陥が露呈。今でこそメジャーになった草テラスイーユイは当時使ってる人が少なかったため意外と刺さりました。
上記で挙げた欠点の通り同速勝負が不毛だったうえ、この頃からファイアロー&イダイナキバ等を軸とした追い風構築が流行り始めたので、
「もしかして今、トリックルームが環境にぶっ刺さりなんじゃね?」
という発想から軸のイッカコノヨ以外を全員解雇。コンセプトをガラっと変えて構築を組み直すことに。
まずトリックルーム始動役はドータクンに決定。横に並べるポケモンで圧力を与えるには何が良いか?と考え、特性でカミイーユイからの集中ダメージを軽減しつつ高火力の範囲技で圧力をかけることができるハチマキディンルーを採用。もともとイッカコノヨ+耐久型ディンルーの並びが有名だったのと、当時はハチマキ型の使用率が低かったため型バレされにくく想定外の火力を押し付けることができました。今では使用者も増え、鬼火や威嚇サイクル等で容易に対策されやすくなりましたが・・・
そして、非伝説環境では最強格のバカ火力をトリル下で発揮できるメガネコータスがエースアタッカーとして自然と入ってきました。ここまで5匹はほぼほぼ確定だったものの、残り1枠が難航。ディンルーが地震連打するため浮いてるポケモンが良いと考え、当初はカイリューを採用してましたが横にパオジアンがいない&ハチマキをディンルーに取られているので火力が微妙やなと思いしっくり来ず。更にイルカマンサイクル軸やイダイナキバ、相手のディンルーがキツいなーとなっていたところ、最後に水ロトムがログイン。最低限の火力は維持しつつ、ボルチェンでサイクルを回したり構築単位で器用な立ち回りができるようになりこれで構築が完成。
第2回の予選は何度も1700チャレンジの壁に跳ね返され、結果的に惨敗。
トリパ軸の宿命ではあるのですが、無限有効怯みや追加効果によるトリル阻止を決められ想定していたゲームプランを怒涛の下振れから崩壊させられまくったため、メンタル的にもだいぶやられました。
ゴールデンウィークに東京遠征を控えており、ここに来て大幅な構築変更は良くないと判断。練度のある現構築をベースに前回の課題を解決するための微調整程度にとどめ、ほぼそのままの構築で第3回の最終予選に挑むことに。
主な変更点としては、下記の通り。
・コノヨザルの特性をやるき→まけんき、Sを準速カイリュー抜きに変更
・上記変更に伴いイッカネズミのSを味方のコノヨザル抜きに変更
・ドータクンの持ち物をメンタルハーブ→おんみつマントに変更
ゴールデンウィークなのでライブが重なり結局25試合程しか消化できず、再び1700チャレンジの壁に跳ね返され第3回も予選敗退。しかし、わずかな時間と少ない試合数でレート1698まで一気に上げることができたため、もっと集中して潜っていればもっと良い結果を出すことができたかもしれません。
3.パーティ個別解説
・イッカネズミ(霊テラス) / ゴツゴツメット
ようき フレンドガード 181(252)-95-97(52)-x-121(204)-144(+)
調整意図:コノヨザルの上から動ける程度のS、D厚めの耐久振り
まもる / いかりのまえば / このゆびとまれ / ふくろだたき
親名「りるちゃん」の神個体。
昨年12月に「サークルクラッシャー」というアイドルグループのワンマン打ち上げオフ会でメンバーのキュア♡りるリールさん本人から交換してもらった個体をゴリゴリに鍛えあげて使い続けてます。
技候補が豊富なため非常に迷いましたが、とりあえず「まもる」と「このゆびとまれ」は確定。コンボ始動専用の「ふくろだたき」はコノヨザル選出時に結局必要かなと思い残しました。「いかりのまえば」があればヒマな時に仕事してくれましたが、この枠はフェイントや挑発でも強そうです。
持ち物は雑に相手のHPや襷を削れるゴツゴツメット、あまりテラスタルを切る機会はありませんが、カイリューの神速や格闘技を透かすために一応霊テラスで採用。
・コノヨザル(水テラス) / オボンのみ
いじっぱり まけんき 217(252)-151(20+)-101(4)-x-117(52)-133(180)
調整意図:S準速カイリュー抜き、Hぶっぱ残り適当に
まもる / ビルドアップ / ドレインパンチ / ふんどのこぶし
「イッカコノヨ」の「コノヨ」担当。
あまりにも有名な並びのため選出誘導役としても活躍しており、相手の初手カミイーユイを誘うことに成功しました。大体そういう時は選出しません。
イルカウインバレルのようなサイクル軸や憤怒の拳の刺さりが良い相手には初手に出すこともありましたし、実は裏から単体で出してもそれなりに仕事してくれます。構築単位で後発カイリューがキツかったりするので、そういう相手には選出率が高かったです。
当初はモロバレル絶対潰す後投げ役として特性やるきで採用していましたが、威嚇サイクルがめんどくさいので特性まけんきに変更。どっちも良さがあるので環境次第で選択な感じはします。
・ディンルー(水テラス) / こだわりハチマキ
いじっぱり わざわいのうつわ 255(196)-178(252+)-153(60)-x-100-65
調整意図:HAベース残りB振り
じしん / じだんだ / いわなだれ / テラバースト
物理方面のエースアタッカー。雑に地震連打してます。
鬼火を防げる炎テラスも候補でしたが、ディンルーミラーやバンギルガン、ヘイラッシャやイルカマンを安定して受けるため水テラスで採用。
とにかくハチマキ地震の火力がアホで楽しいです。地震が通らない相手には一旦引いて、トリル下岩雪崩で無限怯み編を押し付けるという運ゲープレイングも可能。水テラバーストはあんまり使う機会がなかったので、タイプ一致の地獄突きとかで良かったかも。
・水ロトム(毒テラス) / ぼうじんゴーグル
ひかえめ ふゆう 157(252)-x-127-167(212+)-133(44)-106
調整意図:よくわからないので適当にHCベース
まもる / おにび / ハイドロポンプ / ボルトチェンジ
最後に構築入りした便利屋補完枠。
威嚇持ちの初手投げが予想される場合やファイアローキバが見えた時に初手投げし、ボルトチェンジで裏からディンルーorコータスにつなぐという使い方が基本でした。優秀な複合タイプとそこそこの耐久力でサイクル戦に向いており、鬼火を当てることで相手のカイリューやイダイナキバ、ディンルー等の物理アタッカーを機能停止に追い込むことができます。
防塵ゴーグルを持たせているのでモロバレルのキノコの胞子や怒りの粉に怯えずボルトチェンジできましたが、持ち物に関しては諸説です。
ハイドロポンプは当たればいいな~くらいの気楽な気持ちで撃ちましょう。体感命中率50%くらいでした。テラスはあんま切りません。
・コータス(草テラス) / こだわりメガネ
れいせい ひでり 177(252)-x-160-150(252+)-91(4)-22(-)
調整意図:HCぶっぱ、AS0
ふんか / ねっぷう / ソーラービーム / だいちのちから
トンデモバカ火力とそこそこ耐久の特殊エースアタッカー。
存在だけでバンギルガンやペリイルカの天候パ相手にかなり強気に出ることができ、基本的にトリル下で後投げして晴れメガネ噴火をぶっ放します。
モロバレルと対峙した際、相手の水テラス一点読みでソーラービームを撃ってニチャることもしばしばありました(たまに耐えられるのでロトムのボルチェンとかで先に少し削った方が良い)。一応バレルや地面技対策で草テラスを切ることもありましたが、テラス切らなくてもだいぶやれる子です。
・ドータクン(毒テラス) / おんみつマント
なまいき ふゆう 173(244)-109-138(12)-x-184(252+)-34(-)
調整意図:カミイーユイの集中を耐えるためほぼHD特化、S0
てっぺき / ボディプレス / トリックルーム / ジャイロボール
本構築の司令塔。ほとんどの試合で初手に投げてました。
第2回予選は挑発を警戒してメンタルハーブを持たせていましたが、無限怯みや追加効果により何もできず堕ちていく悲しい姿を何度も目の当たりにしたので隠密マントを採用。しょーもない運負けが減ったのでかなり正解だった気がします。
カミイーユイ相手にも積極的に初手投げする関係上、半分くらいの試合でこいつにテラスタルを切ってます。毒テラスにすることでテラス後でも相手のキラフロルに対して居座ることができたり、等倍の格闘技を半減できたりと割と良い感じでした。イエアルマ?知らん
ハバタクカミやカイリュー、草テラスイーユイをしばくためジャイロボールは必須。暇があればディンルーの横で鉄壁ツムツムからのボディプレスでドーン!手助けや神秘の守りも入れたかったものの、枠が足りませんでした。
4.選出パターン
基本選出
先発:ディンルー&ドータクン 後発:コータス&ロトムorコノヨザル
だいたいこれ。トリルからの脳死範囲技ドーン!
寿司構築相手の場合、ディンルーに水テラ切ることもあります。
イッカコノヨミラーor通りが良い時、指トリル以外のトリパミラー
先発:イッカネズミ&コノヨザル 後発:ドータクン&ディンルー
イッカコノヨの袋叩きコンボですべてをしばき倒します。
ミラー対決はじゃんけんがんばりましょう。
対アローキバ、イルカウインバレルサイクル等
先発:ドータクン&ロトム 後発:ディンルー&コータスorコノヨザル
トリルしながらロトムでボルチェンしたり守ったり鬼火打ったりします。
モロバレルやディンルーはコータスのソーラービームで倒しましょう。
5.キツかった相手
・飛行テラスハチマキカイリュー
・金縛りアンコールサケブシッポ
・ほぼ100%選出されるモロバレル
・やたら有効急所引いてくる豪運の使い手
・状態異常技を乱発して運ゲーしかけてくるプレイヤー
6.終わりに
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
最近ほぼポケモンや配信から離れてオタクばかりしてはいますが、PJCS2023の予選が終わったのでまた時間を見つけて配信や動画投稿の活動もちょくちょく再開したいです。
目標にしていたPJCS2023の出場が叶わず悔しい思いをしたので、来年こそは自身初の予選突破を目指して精進します。
というわけで、6月25日は広島クラブクアトロに集まりましょう。
100%の確率でめいちゃんに会えます。
(突然の宣伝ブチ込みタイム)
おやすミシシッピ
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【宮前めい制作オリジナル楽曲】
【過去のダブルバトル構築記事はこちら】
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