ウェリントンとクライストチャーチの気候アクションに参加
8月末から9月2週目までは
Mid semester break。
そして待ちに待った春をむかえた。
9/24からはNZではサマータイムが始まり
日照時間が少しずつ伸びたり、
山や植物が芽吹いたり色づきはじめたり
風や日差しが優しくなりつつある。
今月は毎週新しい人と出会う機会が多く、
中でも印象的だった2つについて。
①首都ウェリントンでの気候アクション
出発の3日前に知った
気候危機のアクションのトレーニング合宿。
顔や名前を知ってる人は強いて言うなら
合宿の告知をされた日に会って
大学内でかくれおにで遊んだりした人たちのみ。
どんな規模なのかあまり分からないまま
25%の勇気と75%の不安を抱えながら
ぽんっと参加することにした。
NZの南島からフェリーで北島に行くのは初。
飛行機より時間はかかるが環境負荷は低い。
朝日が昇る直前に
欠けた満月を見ながら家を出て、
すっかり日が落ちた時刻に
最終目的地へ到着した。
普段生活するエリアとは全く違い、
羊や牧場は一切ない坂道の多い場所は新鮮。
とはいえこれは旅行ではない。
大人数で集まる時には
自己紹介(名前・出身・呼ばれたい代名詞)や、
ごはんやお菓子を食べたりしつつ、
朝早くから夕方や夕食後の遅い時間まで活動をした。
カップルで参加してる人たちも3組ほどいた。
(そういうのも素敵)
日本ではオフラインであまり社会運動に関わったことがないから個人的には新鮮だった。
Zoomでよくある、
みんなが安心して過ごせるルールが
リアルでも実現されているのを感じた。
例えば…
参加した多くの人がアクティビストであり、
おそらくフェミニストであり、
アライもしくはTakatāpui, LGBT当事者でもあると感じた。
あとはヴィーガンやベジタリアン(が多い)だ。
ニュースを見るとアクティビストは
真面目なイメージがあるかもしれないし
もちろん真面目な部分もあるけど、
とってもユニークで、優しい笑顔が溢れたり、
チャーミングな人たちばかりだった。
あの柔らかくてあたたかい空気感は
なんとも居心地良かった。
みんなより少し早く帰った私は、
朝早く駅まで向かうのが不安だったけど、
一緒に行動した仲間たちも朝起きて、
フェリーで食べる朝ごはんを容器に詰めて用意してくれて感謝でいっぱいだった。
帰ったらもう誰とも会えないんじゃないか
と少し感じて寂しかった。
だけどNZ全体で開催されたClimate Action Weekのおかげで何度か会えて嬉しかった。
② Climate March in Ōtautahi, Christchurch
9/23(土)にクライストチャーチの中心地で
気候マーチがあった。
今回のマーチは日付はちがえど
Global Day of Climate Actionの一貫だ。
School Strike 4 Climateという
気候変動に対して活動している
高校生以下の子達が主催している。
ダニーデン、パーマストンノースなど
地域ごとに支部がありオーストラリアにもある。
まさか今回はANZ(大手銀行)へ向かうとは
全く思っていなかった。
スタッフのいない土曜日の銀行とは言え
どきどきだった。
だけどハイテンポな音楽のおかげで
一瞬でその気持ちは消えた。
みんなで楽しく踊ったり、歌って盛り上がった。
当日の様子はこちらのリールにて↓
10月は選挙があるから、
投票権を持つ人へ強く呼びかけていた。
海外にいる投票できる人へも呼びかけていた時、
私も早く投票できる手続きをしなきゃと焦った。
そして後から知ったけど、
今度の選挙の候補者(全部の党に声をかけたところGreen Partyのみ)も何人か参加されてたみたい。
日本もたしかに積極的な気候変動対策を掲げている党や候補者、政治家は参加しているなぁと思い出した。
気候変動に不安を感じてからは
自分には何ができるのか、、、、と思い
ここ数年は私も参加できそう！
と感じるアクションやイベントには
なるべく行くことにしている。
私は注目を浴びることは苦手だし、
秀でるものやできることがないし、
人前じゃなくても話すこと
(目が泳ぎがち、自分の声や話し方)が苦手だから
いかに人前に出なくてもできることを探さなきゃと痛感する。
この苦手な部分を人並みほどにするのもひとつかもしれないけどなかなか気は向かない…。
避けたいことであり、避けてきたことだから。
いっそ何もかもスルーしてしまえ、
とよぎるけどそこまでは思えない。
なやむ。
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