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文章はデザインできる!書くことが好きな私が週2本書き続けて学んだテクニック

私は2023年9月から、POOLO JOBという「旅を仕事の1つにする」ことを目的としたオンラインスクールに通っています。そこでは毎週2本執筆課題が出され、期間中に書いた本数はこの記事を含めて20本!

講座を受ける前から趣味で月1本程度は執筆していたのですが、受講前後で大きく変わったことがあります。

それは「文章をデザインする」意識が芽生えたこと。

文章をデザインするとは「視覚的に分かりやすくすること」であり、どんな内容の文章でも必要なことだと日々実感しています。

この記事が「書くことは好きだけど、もっと読みやすい文章にしたい」という方の参考になれば嬉しいです。


文章をデザインするとは?

文章を「視覚的に分かりやすくする」には主に以下の方法があります。

・サムネイル(画像)を入れる
・3~4行に1度空白行を入れる
・漢字、ひらがな、カタカナをバランスよく配置する
・内容に合った写真を入れる

こういった工夫をすると内容が視覚的に伝わるとともに、パッと見たときの負担が少なくなります。
文字がギッシリ埋まった記事って、ちょっと敬遠してしまいますよね?

文章をデザインしようと思ったキッカケ

趣味でnoteを執筆していたときに私が気を付けていたことは3つ。
1.面白いか
2.伝えたいことが正確に伝わるか
3.嫌な思いをする人がいないか

すべて内容に関することでした。

そんな私が文章の見た目に意識を向けるようになったのには2つのキッカケがあります。

1.読むのが苦手な人がいると気づいた

スクールのメンバーには、「文章を読むのが苦手」という人が何人もいました。元々文章を書くのも読むのも好きだった私は、無意識のうちに「読むのが好きな人」を読者として想定していたと反省。

これをキッカケに、「読むのが苦手な人に読んでもらうにはどうしたらいいだろう?」と考えるようになりました。

2.デザインが上手な記事は完読しやすいことを実感した

もうひとつのキッカケは、デザインが上手な受講生の記事を読んだことです。スクールの課題記事はnoteにアップするので、受講生の記事に触れる機会も多くあります。

そこでみんなのデザイン力の高さに驚きました。
センスの良いアイキャッチを作り、内容にピッタリ合った画像を入れる。

見た目が整っていると読むことの負担が少なく、最後までサクサク読めるということを1人の読者として実感しました。
最後まで読んでもらうのはとても重要で、「良い文章とは完読される文章のこと」と定義する本があるほど。

この2つをキッカケに、内容だけでなく視覚的に分かりやすくすることを意識するようになりました。

本業でも成果につながった

それ以来、意識して写真や画像を挿入するようにしました。
また、PCで書いたあとスマホで読んでみて、改行位置を変えたり空白行を増やしたりして見た目を整えることを意識。
その結果「読みやすい」と言っていただけることが増え、ビュー数やスキも伸びました。

また、意外だったのが本業にもメリットがあったこと。

私の本業は企業の広報で、プレスリリースを作る機会が多くあります。お堅い内容を扱っていることもあり、フォーマットにしたがって「文章+グラフ」の形式で書いていたのですが、ふと「これ文字ばっかりで読みづらいのでは……?」と思い、図や表を入れてみたのです。

今までのプレスリリースとトーンが違うので心配だったのですが、色んな方に「あれよかったよ!」と言っていただき、メディアからの反応も上々。

「視覚的に分かりやすいこと」はどんな内容でも共通して喜ばれることだと実感した体験でした。

文章をデザインしよう

文章は構成や語彙の豊富さも大切ですが、読者の負担を少なくして最後まで読んでもらうことも大切ということを学びました。

記事だけでなくメールやチャット、マニュアルなど文章を書く機会は多いと思うので、ぜひこの記事で紹介したように「見た目を整えること」を意識してみてください。


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