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心の強さとは何か

こんにちは。
MAYです。

タイトル通り、心の強さとは何かについてです。


●心の病は心の弱さ故か?

私は現在、双極性障害という病気と闘っております。

双極性障害は精神疾患の一つなわけですが、精神疾患・心の病というと「心が弱い」だとか「甘えている」だとか言われがちなわけですが……。

私としては自分のことを「心が弱い」だなんて思ったことないんですよね。

「心が弱い」とは何か。その基準が自分の中で確立しているからなのかな~と思ったわけです。

決して心が弱いから精神疾患になるわけではないと思います。もちろん己の心の弱さ故に、という人もいると思いますが……。


●心とは何か

まず「心が弱い」なんて言うからには「心」とは何か?という疑問が浮かんでくるわけですが。

現実的なことを言ってしまえば心なんてものは人間には存在せず、脳みその働きがあるだけなんですよね。

つまり「心」とは「脳」のことなんですよ。

じゃあ「心が弱い」って「脳が弱い」ってことになるんでしょうか?

うーん、難しい話になってきた……。


●思考すること

私はよくいろんな物事について考えます。考えるのが趣味みたいなところがあります。

とりわけ私がよく考えるのは過去のこと。過去の辛かった出来事や苦しかった思い出たちについてです。

みなさんも経験あるかもしれませんが、子供のころは未熟なので上手く処理できなかった感情が、大人になってからはじめて理解して処理できたということが結構あります。

「あの時こう言いたかったんだ」
「あの時こう感じていたんだ」

って思うんです。それと同時に、瞬時にそれを処理できなかった自分の至らなさにも気が付くわけですよね。

過去の苦しかった出来事を思い出して考えるのって二重の苦しみがあると思います。

一つ目は純粋に過去の辛い記憶を思い出してしまうこと。
二つ目は自分の未熟さに直面すること。

だから過去の苦しかった出来事を思い出すのって結構しんどいです。

でも私はそれをやめない。

なぜならその苦しみの中からしか得られない学びが沢山あるから。

考えるのを辞めることは人として成長するのを辞めることだと思うからです。

だからどれだけ考えるのが苦しくても、私は考えるのをやめないと思います。

自らあえて苦しみの中に飛び込む人間の心が、弱いと言えるのでしょうか?

思考をやめない人間の脳が、弱いと言えるのでしょうか?


●弱い部分は誰にだってある、強さも同じ

もちろん私の心にだって弱い部分はあります。

ときには弱気になってうじうじすることもあります。

でも私は私の中に一つ決めていることがあるんです。

それは「自分の苦しみも悲しみもダメなところも、全部と向き合い続ける」ということです。

そのために苦しむことがあってもいいんです。私が決めたことだから。

私には一本の芯がある。かたくなに折れない信念がある。

だから私は私が心の弱い人間だとは思わない。

たとえそれが世間から評価されなくてもいいんです。

私とそれから、これを読んでくれたあなたが知っていてくれればそれでいいんです。


●心の強さとは何か

結局のところ、心の強さとは私にとって「人生における課題を見つけられるか」「その課題のために苦しむことをいとわないか」の二点なのだと思っています。

私にとっての人生の課題は「過去からの解放」です。
そしてそのために私は過去と向き合い続けている。

私は他人から「心が弱い」とか言われても。イラッとはするけど悲しんだりとかはしたことがないです。

この基準が私の中にあるからだと思います。

みなさんにとっての「心の強さ」とは、なんですか?

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