見出し画像

見晴らしのおすそ分けーストレッチ後の幸福ー

ストレッチを習慣化していると、凝っている筋肉が伸ばされている感覚がよくわかるようになる。そしてストレッチを解いた瞬間の、筋肉が緩む感覚が好き。

この2日間は仕事初めだったこともあり、外にも出ず家にこもっていた。唯一出かけたスタバの店員さんに「十日戎は今日までですね」と言われて、ああそうか、縁日歩きたかったなと思った。

心が喜ぶことを、家族と
十日戎のことは仕事に戻ると忘れてしまい、あっという間に夕方になっていた。仕事の終わりが見えた時、今日の残りの時間を充実させるために何ができるだろう?と考えると、子供達と夜の縁日を歩くイメージが湧いた。「これだ」
妻はいつもの私の思いつきに慣れていて、「向こう出る時に連絡して、ご飯作り出すから」と送り出してくれた。受験勉強中の長男と、珍しく長女がついてきた。

喜んだ心
寒い夜、少し離れた神社まで歩いていく。久しぶりの外出だったので寒さも気持ちがいい。参拝の行列に並びながら、受験の面接対策を長男と話している違和感も心地がよい。
おみくじも縁日のカステラも、子供達と分かち合うのを心が喜んでいるのがわかる。「これがしたいことだった」のは、やってみて初めてわかる時が多い気がする。
カステラを分け合いながら帰る途中の路地で、娘がオリオン座を見つけて感動している。星の名前を学校で習ったばかりで、本物を見つけて喜んだようだ。隣の長男は得意げに星の解説をしていたが、娘は聞いてないみたい。
帰って散歩の報告をしながら家族で食事。次男もお土産のカステラを喜んでくれた。

弛緩は緊張があるから価値がある
仕事で2日間こもっていなかったら、ダラダラ残業していたら、寒い中子供達を連れて出かけようとは思わなかったかもしれない。出かけたにせよ、子供達との時間を噛み締められなかったかもしれない。
ストレッチの緊張と、緩める時の気持ち良さの関係と一緒なんじゃないかと気付いた。
この関係を他にも応用すれば、幸福感を増やしていけそうだとワクワクしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?