![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90742962/rectangle_large_type_2_6c90a4267c43528da5b60a2122b9aa02.jpeg?width=1200)
Cinema 4D 2023.1の新機能
早くも、Cinema 4D 2023のアップデートがリリースされました。今回は大きく4つの機能が追加されました。
パイロ・シミュレーション
統一シミュレーションシステムに、炎や煙をシミュレーションするパイロが追加されました。非常にリアルな炎や煙をシミュレーションして、Redshiftでレンダリングできます。
使い方も簡単で、煙や炎を出したいオブジェクトにパイロタグを適用するだけです。しかも、シミュレーションはリアルタイムにビューポートで確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1667878020838-31HvojMqLa.jpg?width=1200)
レンダリングもRedshiftのボリュームマテリアルを使ってリアルにレンダリングできます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90735890/picture_pc_ad568d58272a0317130900e6016f050e.gif)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90736386/picture_pc_0c90ceb1927160955b8d15686bf5d5a6.gif)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90736937/picture_pc_aeb2c104259fb7c5378b342d7d815106.gif?width=1200)
モデリング機能の機能追加
モデリング機能にも機能が追加されました。
対称モデリングに放射対称が追加されました。これまで左右、上下、前後の対称しか行えませんでしたが、放射状に対称させることができるようになり、円形状のモデリングが非常に簡単になりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90737383/picture_pc_f5d8b741bb9bc736a0c2c4bd776a8d39.gif)
他にも、アイロンツールに、境界を保持というオプションが付きました。これにより、選択範囲の輪郭は維持しつつ、アイロン効果ができるようになりました。
フラット化のモデリング軸には、軸位置を使うというオプションが追加されています。これは、動かした軸位置をターゲットとして、フラット化する機能です。建築モデリングなどで、壁などを天井にスナップさせたい場合などに便利です。
Redshiftカメラ
Redshiftとの連携がさらに良くなり、専用のRedshiftカメラが追加されました。機能が整理され、わかりやすくなっています。
焦点距離の変更はもちろん、センサーサイズなどもプリセットから選べるようになっています。
色補正やブルームなど、これまでタグで行っていた設定もカメラ上で行えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1667885646520-bezoKyl43J.jpg)
ビューポートの改善
ビューポートの改善もされています。下図はZBrushから読み込んだモデルで、頂点カラーで色が設定されています。従来は頂点カラーをテクスチャーとして扱った場合、ピンク色で表示されビューポートで確認できませんでしたが、2023.1のノードマテリアルならビューポートでも確認できるようになりました。
他にも、ランプノードやカラーコレクションノードも、ビューポートで確認できるようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1667885541666-0YLdfjpHLe.jpg?width=1200)
細かな変更
タグやエクスポートのメニューをフローティング化したり、インターフェイスにドックできるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667973055455-rOQBkL5cfu.jpg)
カプセルに物撮り用の背景やFUIのターゲットなどに使えるスプラインが追加されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667973242164-vX4zKotjtu.jpg?width=1200)
細かい操作方法などはこちらのビデオをご覧ください。