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ホームアローン2に学ぶ英語

今日はクリスマス!¡Feliz navidad!

ニューヨークが舞台の、ホームアローン2をみました。


寒いので家でゆっくり映画を見るクリスマスが一番です。

トランプ氏がカメオ出演したことでも有名です:

トランプ氏のカメオ出演ですが、面白い記事があったのでシェアします!
映画の舞台となったプラザホテルは当時不動産王だったトランプ氏が所有していました。
ホームアローン2の監督が「ホテルを撮影現場として使わせてもらうには、トランプ氏を出演させることが条件だった」と発言。
これに対してトランプ氏がSNS"Trust Social"で「映画サイドに懇願されたから出演してやったんだ」と反論しているという記事です。

bully one's wayは人を蹴散らして進む、強引に進むという意味。

映画制作サイドは、トランプ氏がホームアローンへの出演を強引に進めたと言っています:

He did bully his way into the movie. 彼は強引に映画に出演した。

このone's way 構文はこちらの記事でも紹介しています!:



ホームアローン2のあらすじはこちら:

シカゴに暮らす大家族のマカリスター家。1年前、クリスマス休暇の家族旅行の際に置いてきぼりにされてしまい、留守番していた自宅で泥棒2人組を撃退した少年ケビン。今年のクリスマス旅行では、同じ過ちを繰り返さないようママも細心の注意を払っていたが、ケビンは空港でパパと同じコートを着た別の人についていってしまい、予定とは違う飛行機に乗ってしまう。見知らぬ場所についたケビンは、そこが憧れのニューヨークだと知る。パパの名義のカードを使って高級ホテルに宿泊し、リッチな気分を味わうケビンだったが、そんな中、昨年撃退した強盗コンビに偶然遭遇。ケビンはニューヨークを舞台に、再び強盗コンビを撃退することに。

https://eiga.com/movie/49304/

ホームアローンの監督はクリス・コロンバス

彼はハリーポッターシリーズの第一作と第二作の監督も務めています。

明るい雰囲気を作り出すのが得意な監督さんという印象があります。

ハリーポッターシリーズのクリスマスシーンの描写は、特に第一作(ハリーポッターと賢者の石)と第二作(ハリーポッターと秘密の部屋)がキラキラしていて夢があってワクワクしました!


この素敵なクリスマスの雰囲気も、ホームアローンやクリスマス・クロニクル、ミセスダウトなど明るいファミリー映画を手がけたコロンバス監督だったからこそなのかな…?
クリスマスのシーンを作るのが得意なのでは…と思って調べると、やっぱりクリスマス映画で有名な監督さんのようです!!!!

こちらの記事では"King of Christmas"と呼ばれています。

For some people, filmmaker Chris Columbus is the King of Christmas movies. For others, he’s the guy who set the tone for the Harry Potter franchise.

クリスマスの王、として見る人もいれば、ハリーポッターシリーズの雰囲気、基調を作った人と知られている…

めちゃくちゃ偉大な監督です…

なんとなく、ホームアローン、ハリーポッター、クリスマス・クロニクルなど子供がわくわくする暖かいクリスマスシーンの雰囲気や家族のほっこりした空気感が似ている気がします!!!!

ハリーポッターは第一作と第二作が好きという人が多いですが、クリス・コロンバスが作り出すクリスマスの暖かい雰囲気が好きなんじゃないかなとも思います。

ホームアローン2に学ぶ英語

「ゴマをする」の英語

ケビンにはバズという、ちょっと意地悪なお兄ちゃんがいます。
お兄ちゃんは、母親の前でだけケビンに優しくします。

「お兄ちゃんはお母さんにゴマをすっているだけ!」とケビンが訴えているシーンがあります。

「ゴマをする」は"suck up to~"で表現されていました。

他にも「ゴマをする」を表せる英語表現を見てみましょう!

suck up to

"suck up to"は「おべっかを使う、にごまをする」という意味。

“suck up”は「吸いつくす、吸い取る」という意味で、誰かに媚びを売ることで、その人から何かを得ようとする意味合いがあります

She always sucks up to his boss. 彼女はいつも上司にゴマをすっている。

flatter

"flatter"は「褒めそやす」「媚びへつらう」「お世辞を言う」という意味です。

I flatter my boss every day. 上司にごまをする毎日です。

butter up

"butter up"は直訳は「バターを塗る」という意味ですが、こちらも「媚びへつらう」「ゴマをする」と言う意味になります。

"butter"は食べ物の「バター」以外に「お世辞」と言う意味もあるんです!

She got a contract by buttering up the client.
彼女はクライアントにゴマをすることで契約が取った。

polish the apple

「ゴマすり」は英語で""Apple polisher" と言います。

どうして「りんご」が出てくるのでしょうか...?

アメリカの新学期は秋なのでリンゴが実る頃です。

アメリカでは新学期に学生が先生にリンゴを渡すという習慣があったそうです。

先生に渡すリンゴをピカピカに磨いた子供たちを揶揄する意味で"apple polisher"という言葉が生まれたそうです...!

He always polishes the apple when she talks to the professors.
彼は教授と話をする際にいつもゴマをすっています。

outgrowの意味

ホームアローン2ではケビンがクリスマスにもらったローラースケートの話をします。

ホームレスで鳩に餌をあげているおばさんとケビンが話すシーン。彼女も昔は好きな人がいたけれど、その好きな人に捨てられてしまって、それ以来もう人を信じることができなくなったと言います。

これに対してケビンが返した言葉が結構ぐっと来ます。昔ケビンが持っていたローラースケートに例えて、信じる心をずっとしまっておくのは勿体無いよ!と伝えようとしています:

I had a nice pair of Rollerblades.I was afraid to wreck them so I kept them in a box.
昔ローラースケートを買ってもらったことがあるんだけど、壊したらやだなって思ってずっと箱の中にしまってた。
Do you know what happened?  
I outgrew them. I never wore them outside. Only in my room a few times.
どうなったと思う?そうしてる間に成長して足が大きくなった。結局一度もはかなかったよ

outgrowは「大きくなって着られなくなる、成長して脱する」という意味で、成長して服が着れなくなった時によく使われます。

I have outgrown these clothes
私は体が大きくなってこれらの服が着られなくなった

She outgrew her childish habits
彼女は子供じみた習慣から脱却した

ケビンのその後が見れるパロディ動画もあります:

(マコーレー・カルキンは薬物に手を出したり色々大変そうでしたが、最近は開き直って、色々頑張っています…)

GoogleのCMでも活躍:

あとは、キム・カーダシアンが最近出した「サンタ・ベイビー」のミュージックビデオにも出演。こちらは賛否両論のようです。


最後に

ホームアローン2から学べる英語でした!

クリスマスは毎年見たくなるほっこり映画です。


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