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映画鑑賞を趣味にしたい話

「映画鑑賞が趣味です」と聞いて、カッコいいと思うのは僕だけだろうか。

映画館で映画を観るのって、オトナな趣味だと思う。家で配信している作品が観られるこの時代で、わざわざ映画館でけっして安くはないお金をはらって、というところにこだわりを感じる。

そんなあこがれから、このまえ映画館で『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきた。映画鑑賞趣味計画の第一歩を踏みだしたわけだ。


スラムダンクを選んだのは、有名だしレビューも高いからよさそう!というなんとも安直な理由だった。

ところがどっこい。めちゃくちゃおもしろかった!!

手に汗にぎった。呼吸をわすれて画面に夢中になった。こんなにおもしろい作品だったなんて……!

ネタバレを書くつもりはないから内容には触れないけど、ほんとうにドキドキする体験だった。

気がつくと、映画館のポイントカードを作っていた。

会員特典で、映画を6回観たら1回無料になる。とりあえず6回観るぞ~!とぐいぐいした気分だった。

あれから2ヵ月。思いのほか間隔があいてしまったけど、今回は『BLUE GIANT』というジャズがテーマのアニメ映画を観た。


これまたおもしろかった。基本的に評判のいい作品を選ぶようにしているから、ハズレはないという安心感もあった。

最近のアニメ映画って、いろんな作画の挑戦をしている。熱い演奏シーンをあの手この手で表現してきてスゲエなぁと思った。

音楽もよかった。

僕は正直ジャズは聴かないし、好きというわけでもない。よさがわからない。けなしてるわけじゃなく、こればっかりは好みだからごめんという感じだ。

そんな僕でも、ビビビッと鳥肌が立つ瞬間が何度もあった。

スラムダンクと通ずるところがあるかもしれない。バスケにまったく興味がなくてもおもしろいと思える、誰にでも伝わるおもしろさ。

それに。観終わったあと「自分も頑張ろう」という気持ちになった。

勇気をもらえるのって、すごい。映画だけじゃなくて、音楽だってそうだ。

作品が持つエネルギーにアテられると言ってもいい。おもしろかった~で終わるんじゃなくて、その人のこれからに影響する作品ってすごいと思う。

つぎに観るのは、シン仮面ライダーかな……?推しの子も気になるし。

おもしろい作品をどんどん体験してたら、いつの間にか映画鑑賞が趣味になってました、へへ。

そんなのを目指したい。

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