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『ピーター流外国語習得術』の感想

今日は、ピーター・フランクルさんの著書の一つである『ピーター流外国語習得術』(岩波書店, 2013)の感想を簡単に書いてみようと思います。

この本には語学の方法についていろいろと書かれていて、語学をしたい方にはとても参考になる本なのではないかと思います。

ピーターさんはハンガリー生まれの数学者で12か国語を操ることができます。

外国語を学ぶのはけっこう大変ではありますから、12か国語をある程度使用できるようになることができるというのは一般にすごいことかもしれません。

彼によれば「語学の特別な才能」というのは存在せず、むしろいわゆる「才能」として大切なのは「集中力」と「コミュニケーションが好き」であることなのだそうです。

つまり、高い集中力があってコミュニケーションを好むような性格的な特性さえあれば、基本的には誰でも語学を身につけることができる可能性はあるということですね。語学の達人であるピーターさんがこのように言ってくれることは、語学の学習者にとってはとても心強いことなのではないかと思います。私も語学の勉強を精一杯頑張っていきたいものです(笑)

ピーターさんはハンガリー生まれですが……。私は以前に知人の絵の展覧会を見に行った時にハンガリーの方とお話しして、とても日本語や英語が上手ですごいなと思ったのを思い出します。ドイツ語も上手かったですし、ロシア語とハンガリー語の言語的な特性の違いなどについても色々と教えてくださって、とてもいい方でした。個人的な偏見ですが、ハンガリーの辺りの人たちってなんか語学がめちゃくちゃできる感じがします(笑) 不思議ですね。

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