DAY 1|モーヴ街のクリスマス
Text|霧とリボン
菫色に透き通る冬のモーヴ街にクリスマスがやってきました。アドベント第三週を迎え、聖夜が近づく厳かな華やぎに包まれています。
ヒムロ杉の優しい香りに包まれながら、アドベントリースを拵えるひとときも、クリスマス期間を過ごすための大切な準備。
アドベントリースの蝋燭は5本(英国国教会の場合)。主日ごと菫色(第一主日)、菫色(第二主日)、薔薇色(第三主日)、菫色(第四主日)の順にリースの輪にそって立てられた色蝋燭に火を灯してゆき、クリスマス・イヴの夜、中央の白の蝋燭に灯し聖夜をお祝いします。
「Rose Sunday」と呼ばれる第三主日から始まった今週——薔薇色の蝋燭に火が灯り、モーヴ街の菫色にうっすらと温かな薔薇色が重なっています。
DAY 1の本日、オンラインのお散歩はいかがでしたでしょうか。訪れて下さいました皆様に心よりお礼申し上げます。
架空のストリート「モーヴ街」の主役は、想像力をポケットに入れて散策する全ての人々。通りを飾る文学、アート、モード作品は、いっそう自由に駆けるための翼となって皆様を刺激することでしょう。
現実を写した三次元の空間はここにはありません。モーヴ街は、想像の中だけに存在する、訪れた人の数だけ多彩に景色を変える伸縮自在のストリート。皆様の中で、モーヴ街はどんな風景として現れていますか? 気になる建物やお部屋はありましたか?
本日は、6つの建物より、7つの記事をお届けしました(本記事含む)。お披露目した作品は絵画、アクセサリー、ドレスほか約30点。各執筆者の視点で丁寧にご紹介しています。
本記事は、DAY 1のまとめ記事となっており、初日のモーヴ街を一望できます。配信状況をリンク先と共に掲載していますので、是非チェックして下さいね。温かなお部屋で、ゆっくりお散歩をお楽しみ下さい。
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モーヴ街のクリスマス
★ DAY 1 ★
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5番地
——サティス荘——
本イベントより新しくスタートした「ART & ESSAY」の第一回目は、画家・横井まい子さまをお迎えし、ディケンズ『柊旅館の靴磨き』から広がるアートと文学の世界をお届けしました。
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7番地
——スクリプトリウム——
くるはらきみ様の筆による美しき祈りの歌。画布からあふれる歓びが聖なる粉雪となって、モーヴ街にしんしんと降り注ぎました。
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8番地
——ヴィヴィアンズ百貨店——
時を経たモチーフの深い陰影を胸に留めれば、私だけの物語がはじまる。One nobel novel様の洗練のアクセサリーが運ぶメッセージに静かに耳を寄せてみましょう。
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祝福星を抱いた天使や聖心が舞い降りた一日。monomerone様の白のロマンティシズムがストリートを満たしました。
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6番地
——ブライオニー荘——
霧とリボンのイベント初登場となるファッションブランド「Rouge Ligne」様。繊細さと甘さを湛えた菫色がストリートに軽やかにはためいて——
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4番地
——レミーのアトリエ——
ドレスにきっぱりと渡るラインはまるでストリートのよう。レミーのアトリエならではの、モダンシックなリボンのアレンジメントをお楽しみ下さい。
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DAY 1の散策をありがとうございました。お気に入りを見つけて頂けましたら幸いです。また明日、モーヴ街でお会いしましょう!
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★作品販売★
12月19日(日)23時〜スタート
BASE15%OFFクーポン利用可能
12/18夜までに、全販売作品を
オンラインショップ(下記バナー)に掲載します
鳩山郁子オマージュ展《羽ばたき》のカートも同時再オープン
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イベントの詳細や作品の販売方法は下記をご参照ください
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