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不登校 増える

今日精神科のお医者さんの受診をした時に不登校児の数がえらく増えていると聞きました。
私はてっきり1クラスに3、4人ぐらいになったのかなと思ったのですが、教室の3分の1不登校になってる場所もあるらしいです。

元々私は日本の既存の教育が人を幸せにするとは思っていません。
あの雰囲気が好きだという人もいると思いますが、私はどうしても馴染めなかった。
今でも学生に戻るとか、大学生になるっていうことを考えられないくらいです。

不登校の子が増えているってことは一見悪いことのように思えるけど、私は自浄作用のようなものだと思っています。

結局、どうしようもなかった。

苦しいよ、痛いよ、どうしてこんなことしなきゃいけないの?

そんな叫びがどんどん増えて、どんどん大きくなっていった結果が今の不登校の状況だと思う。

一から作り直さなきゃいけないんだろうな。
ずっと無理だと思ってたから口に出さなかったけど。
でもそのためには、1回壊れなきゃいけないんだなと考えたりする。

コロナの時もそうだったけど、1回痛い目みないと動かないんだよね。どうしても。
だから今回すごく大きなことが起こる前触れのような気がして。先生から不登校の人数、割合を聞いた時にね。

不登校については書きたいことがいっぱいあったはずなんだけど、なんかもうその情熱も薄れてしまって。
でも、不登校の子が増えてきたって聞いて、ちょっと希望が湧いた。
誰にも不登校の辛さを味わって欲しいと思わないし、不登校は良いって言い切れるわけじゃない。
そんな不安定な位置に自分はいるけど、どこかでずっと思ってた。
この状況を変えるには、不登校の人数が増えないと無理だなって。

すっげえ残酷なこと言ってると思うよ。
自分があんなに辛い思いしたのに、そういう子達が増えて反旗を翻すことを望んでもいる。
本当に残酷なことを、私は考えてるんだなぁって思う。

でも、今じゃねぇ。俺はどうにもできねぇから。
こうやって言葉を書くことはできるけど、Twitterで拡散することはできるけど、それで不登校を取り巻く環境や何かが変わるわけはなくて。

結局、俺はもう不登校児という数字にもカウントされないし。当人として声を上げることもできない。
元当事者っていうとパワーがあるように聞こえるけど、統計を取った時に数字で現れない以上はどうしようもないんだよね😭


でも、ちょっと希望が湧いてきた。
自分が生きてる間に不登校問題って解決すると思ってなかったのさ。
多分これから20年30年経っても、みんな同じようなことを言って、同じ悩みを抱えたまま…学校を卒業していくんだろうなって思ってたからね。

なんでこんなに悲観的なことも書くかっていうと、現実不登校になるとかなり辛いのよね。
別に悪いことしてるわけじゃないんだけどね。すごく責められた気持ちになるっていうか。
誰かに助けを求めるのも多分凄く難しかった。気にかけてくれる人はいたんだけど、心を開いて悩みを話すってことはできなかったね。

結局、中学校卒業して不登校が終わった後でその時の辛さを人に話すことはできるようになったけど、本当に辛い時って言葉を吐こうとしても涙しか出ないみたいな。
私が気難しかったっていうのもあるんだろうけどね。

それぐらい辛かったからさ、なんかあんまり希望が持てなかったのよ。不登校問題が日本から消え去るイメージが全く持てなかったの。
残念だけど、数が少ないからさ。
数が少ない人達の言葉っていうのはあんまり聞いてもらえないのよね。
だから問題解決するためには、強制的に数を増やすしかないって側面もあったのよ。当人たちにはすごく悪いんだけどね。


なんだかすごく長くなってきたので、ここら辺で切り上げたいと思います。

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