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映像空間

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武蔵野美術大学 映像学科 映像空間領域
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2024年5月の記事一覧

℃ypher (4年ゼミ展)

この度山崎ゼミ+有志によるゼミ展『℃ypher』を開催します。 日時 2024年5月29日~6月1日 10時~18時* ※最終日のみ15時30分まで 会場 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 9号館地下展示室(小) 出展作家 上田芽生 クレジンジュ(WU JINZHU) 大滝佳実 松尾緒美 Sato Ryuga 酒井彼大 渡邉 高木万瑠 きくちゆうり 川島 佑喜 ペレス矢田 舞

大学院2年生 作品スタディ

大学院では年明け1月の修了制作へむけて、各自様々な研鑽を積んでいます。今週は、2つの作品スタディが提示されました。 場所は北校地と南校地を地下で繋ぐ『ガレリア』。 実は某有名アーティストがここでMVを撮影したとかしないとか。 関係ありませんが、武蔵野美術大学でロケ地としても利用を開放しています。確か有料でした。詳しくは広報に問い合わせていただけると。 今年に入ってからLEDライトを鑑賞者へ持たせて、映像的体験を構築できないか探求しているとのこと。 このやりとりのなかで、山

ゼミ展示直前レポート#4年

おつかれさまです。山崎です。 気づけば7週目(第1ターム)が終わりました。 山崎ゼミでは、今年も9号館地下展示室で作品発表を行います。 設営は明後日(!)6/3からされます(されました)。もうすぐなのです。 先週土曜日もゼミ開催となりました。 床に投影すると見え方も変わってきます。 天地(上下)のない映像とは?360度から鑑賞可能とするのか。 あるいは、あえて方向性を縛るのか。普段の映像制作とは違う観点が必要かもしれません。 16号館で投影実験をしていたところ、「床

最終講評#イメージエフェクト(1年生)

最終講評 2024.5.21(火)『イメージエフェクト』という授業の最終講評が行われました。最終講評は戸塚太郎先生、野村叔子先生に加えて、篠原規行先生と山崎が参加しました。 映像の鑑賞スタイルは様々。ある時は映画館へ赴いたり、同じ作品でもスマホで鑑賞したり。映像学科の映像空間領域では、その鑑賞スタイル自体から表現一部とすることも。 今回はMac Studio Displayを並べて鑑賞しました。 大きさは27インチです。細かいこだわりですが、実は机が二段になっています。

最終チェック#映像空間ⅠB

映像空間IBの副題は「ディスプレイのある部屋」なのですが、そろそろ略称があってもよかもと思っています。お元気でしょうか? 2024/5/15は講評前、最終チェック日でした。 今年度より、映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)では新たに佐藤雄介先生をお迎えしました。 佐藤先生はクリエイティブディレクター、プランナーとして様々広告のお仕事を手掛けられています。 マクドナルド「ティロリミックス」 日清カップヌードル「HUNGRY DAYS アオハルかよ」 BUMP OF

展示プランニング#山崎ゼミ

こんにちは。山崎です。 4年山崎ゼミでは5月末のゼミ展に向けて急ピッチで各所作業が進められています。 ゼミ午前中からフル稼働。 9号館地下展示をいかに映像で満たすのか。各自の作品性を尊重しつつも、いかに全体としても調和させるのか。 ゼミ全体の問題意識や方向性は必ずしも一つではありませんが、山崎個人としては教育における成果と成長は両立できるはず(と思っています) 成果を求めすぎるると、個々の成長がおざなりに。個々の成長を重視すれば、展示としての成果は縮減するかもしれない。

ディスプレイのある部屋#講評直前

いよいよ来週5/20が講評です。(「講評」について少し触れた記事) 映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)も佳境に入りました。 これまでの成果を作品として各自確認する機会です。 展示を想定して、空間の照明の調整も行われます。ディスプレイとモノとの関係性をいかに構築するのか。照明も重要な要素となってきます。 映像内の照明と空間内の照明をいかに関係づけるのかがポイントになるかもしれません。必ずしも合わせることが全てではないかも? 『映像空間』における照明のあり方は判断留保しつ

ディスプレイ設置(映像空間ⅠB)

こんにちは。山崎です。2024.5.11(土)に映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)の設営がありました。 「ディスプレイのある部屋」と副題がついているように、ついにディスプレイの登場です。 受講学生に対して1枚のディプスレイがあてがわれます。それぞれのプランに応じて、篠原規行先生がディスプレイ図面を作成されました。 今回ディスプレイを支える柱は鋼材。木材よりもスラリとした印象に。 今年、大学院に進学した先輩も手伝ってくれます。 天井部に壁からの長さを墨出し(位置出

産官学共同プログラム(社会連携)

この記事は2022年度に行われた産官学共同プログラムに関するものです。 杉乃井の公式プレスリリースです。 記録ドキュメント映像です。 武蔵野美術大学の学生が、実際に杉乃井ホテルさんへプレゼンする様子も。 今回のプロジェクションマッピング(巨大投影)は 杉乃井ホテルにあるアクアビート壁面に行われました。 「花火」というオーダーは杉乃井ホテルによるもの。 別府では有名な花火大会があり、それらから着想を得たとか。 オールシーズン、1日3回の上映が行われます。 杉乃井ホテル

VR制作環境作成(Aeなど)

この記事は2024.5.10に行われた(る)なかのZEROメディア芸術プロジェクト(ムサビ社会連携プロジェクト)内でのレクチャーの忘備録です。 プラネタリウム(全天周型:フルドーム)でのコンテンツ制作のためのレクチャーです。 主にAdobe社AfterEffectsでの作業環境についてです。 便利)Ae→(NDI)→Amateras Dome PlayerNDI Toolsインストール こちらからNDI Toolsをダウンロード&インストール 2.AfterEffe

映像空間ⅡB(スクリーンのある空間)

2023年度よりイメージフェノメナンは『映像空間』として新たな授業が始動した。 2024年度も引き続き、前期8週目から映像空間ⅡBが開講されます。 対象は映像学科学部2.3年生です。昨年度までは3年生まででした。 映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)と映像空間ⅡB(スクリーンのある空間)は繋がりのある授業ではありますが、授業としてはそれぞれ独立しています。 設営は1日で行われました。 デザイニングディレクターの土井伊吹さんが指導にあたってくれます。 6メートルのスクリ

5月末の展示に向けて

おはようございます。山崎です。 山崎ゼミ(4年生)では、5月の最終週に展示を行います。 新学期早々に展示をやるのはなかなかハードモード。 しかし春のフレッシュさを存分に発揮できるのも確かだと思っています。 ゼミは毎週水曜日の午前中に開催されています。 それ以外にも、個人面談を随時実施。 なので水曜日は全体ミーティングとしてのゼミとなっています。 先週は具体的な展示プランに対して、スケジュール確認と役割分担をしました。 役割の洗い出しやスケジュールの確認は、Teamsな

中間発表(イメージエフェクト)

2024.5.7(火)にイメージエフェクト(1年生)の中間発表がありました。 普段ご指導いただいている、戸塚太郎先生、野村叔子先生に加えて、山崎も参加いたしました! イメージエフェクトは1年生の選択必修科目。 期間は7週です。あと2週で授業はフィナーレを迎えます。 美大の多くの授業では、授業終盤に総決算として「講評」が行われます。 「講評」とは主に授業での成果物・作品に対して担当教員がコメントのようなものを寄せます。受講生にとっても他の作品を鑑賞できるチャンスでもあります

大学院1年#ゼミ活動レポート

5/2(木)はGWの中日。 今回のゼミでは、角川武蔵野ミュージアムへ。 『サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―』へ大学院1年のゼミと視察しました。 とても特徴的な外観です。 ここでチケットの確認などがあります。 プロジェクターが約30台(多分32台)を使用されています。 映像の愉しみ方が広がっていることを実感。 今回はダリの絵画を用いた映像コンテンツでした。 映画館や劇場だけではない、「映像の可能性」についてゼミ生と意見を交換しました。 た