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超高齢化社会到来~成年後見制度はどう活用すべきか?

昔々、あるところに、お爺さんとお婆さんがいました

ではじまる、高齢者の視点をもとに、身近な生活問題をとりあげていこうと思います。まず、手始めに、「成年後見制度」について書こうと思います。

あらためてまして、祝・敬老の日。  
日本は世界一人口に占める高齢者の割合が多い国となりました。
これってすごいことですよ。国を挙げてもっと、めでたい、めでたいと言っていいことなのに・・・なんだろう、あまり喜ばれていないこの雰囲気は。

だって、平和だからこそ、医療が発展しているからこそ、経済的に豊かであるからこそ、成しえた快挙なのですよ。

もちろん、高齢化社会の問題は山積みですが、それも、まだどの国も経験したことがないような諸問題に真っ先に日本がぶち当たるわけですが、これ当たり前で、逆に何も問題がないなんてことなら、それこそ、老人ばっかりいる天国と変わりないですからね。問題があってこその現世なのであります。

というわけで、先日、書き始めたのが、子どものいないお爺さんとお婆さんのお話です。昔話シリーズでよくある設定ですが、「桃太郎」といい、「かぐや姫」といい、ちょっと視点を変えてみると、面白いですよね。
「舌切り雀」と「傘地蔵」なんかも、どれもダークな、宗教的な趣があります。

その意味では、海外の童話、アンデルセンでもグリムでも、あのダークさがいいよなあと思います。

昔話は、子供向けのようでも、少年漫画のメインテーマ「友情」「努力」「勝利」はまず出てこないですね。私の知るかぎり。総じて、「頑張ろう!」というエールは、あまりない気がします。

案外、昔話は、人生いろいろという境地の高齢者向けかもしれません。

そこで、まずは、「成年後見制度」について書き始めたいと思います。

さて、「高齢化社会」について、右肩下がりの国力の衰退という悲観的な見方しかできない日本政府ですが、「成年後見制度」については官民挙げて、本腰をいれようとしています。なんでも気合入れて作ったはいいが、この制度ハイスペックすぎて、なかなか普及しないのだとか。

そもそも、作った動機が、高齢化の進展で認知症患者が保有する金融資産が増え続け、そのお金が社会に出回りにくくなる、あら、大変だというわけですから、年金減らしといてよく言うよと思いますよね。庶民としては。

そんな庶民のリアルなつぶやきをもとに、問わず語りではありますが、調べて書いていこうと思います。お楽しみにね。


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