六人の嘘つきな大学生 朝倉秋成 5 まいこ@本好き 2024年3月18日 08:36 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。あらすじより面白かった!!構成がよくて一気読み。誰が犯人なのか、どう展開が進んでいくのか、全く読めず、最後まで楽しませていただきました。告発文でそれぞれの罪(悪事)が暴露され、それによって投票数が変化していく。ツイッターみたいだなと思った。合間に人事の闇が描かれていて、ホントそれって思った。就活をどうにか改善してほしい。最後は爽やかに終わって、楽しめた一冊でした。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 186,066件 #読書感想文 #就活 #六人の嘘つきな大学生 #朝倉秋成 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート