見出し画像

お母さんの読書感想文「善意という暴力」

善意という暴力
堀内 進之介 著
幻冬舎
**********

「善意の支配」について、考えさせられる。

私たちは考えなくなっている。
前提となる知識がないから、考える材料がない。
考えられないから、よくわからない。


わからなければ、調べればいい。
今は、ネットで簡単に調べられる。
ネットの検索で、上位に上がっているものだけを見て、それが正解だと思う。


空気を読むことは、うまい。
子どもの頃から、その訓練を受けているから。
それが、同調圧力にもつながっているのだが。


でも考える力がないのは、とても危ういと感じる。
アマゾンは、「あなたへのおすすめ」をバンバン流し、人々の生活はビッグデータとして吸い上げられ、利用されている。


そのうち、広告に教えられたものが自分の嗜好であるように錯覚し、自分自身さえコントロールされていくのかもしれない。


そんな感覚を感じて、少し怖くなった。


この記事が参加している募集

ご覧いただきありがとうございます。よろしければ、ついでにブログにもお立ち寄りくださいませ(^o^)→https://mattaribetty.hatenablog.com/