余白を作ること
余白を作ると言う表現がよく建築の中で使われます。
ページの余白
レイアウトの余白
時間の余白
なんて、表現もありますね
じゃあその余白ってなんなんだろうって考えてみたんですよね
建築だと余白がある空間って
使う人がある程度の制約の中で自分の好みに合わせたレイアウトだったり、変更を行うことが出来る可変性だったりするんですよね
レイアウトでも、時間でもある程度の制約の中で、そこに置かなくてもいいけど、そこに置くという事を選び取ってるんですよね
つまり、余白って可変性もそうだけれども
選択性
があるって事じゃないかなって考えたんですよね。
こないだディズニーについて書きましたがそこにも繋がるとは思うんですが、ディズニーはそこを利用するゲストさん達が好きなように楽しみ方を選べる選択性が存在するんですよね
アトラクションを楽しむ
ショーを楽しむ
グリーティングを楽しむ
ショッピングを楽しむ
空間を楽しむ
宿泊を楽しむ
そんな風に楽しみ方が沢山あってその楽しみ方を沢山考えるからあそこまでの集客に繋がっているんだと思います。
それに付随してホスピタリティがあるからリピート率が向上する
そう言う組織や考え方をしてるから沢山の人が楽しんでいるんだと思うんですよね。
これって余白であるし、選択肢の多様性がなせる技じゃないかなと考えています。
さらに、クラウドファンディングによって歴代最高額を叩き出したキングコングの西野さんのえんとつ町のプペルもあれも上手く余白をデザインしてると思うんです。
絵本の無料公開と版権の自由化
この二点は選択肢を与えてるんですよね。
無料にする事によって使う側が自由に使う事が出来る。
だから、えんとつ町のプペルと言うものを使って楽しむと言う過程をみんなが共有していくそう言うプロセスを違う言葉ではありますが西野さん自身もデザインしています。
つまり余白をデザインするということは
そこを使う人たち自身が自由に選び取ることのできる"場"を作り出すことでは無いのかなと考えています。
では、建築で出来る余白とは何かと言えば、許容する事だと思うんです。
変化する事
可変する事
時代に合わせる事
それらを受け止める事が出来るようなデザインがハードで出来ていれば十分なんではないでしょうか?
ただ、今の時代が求める場の許容性と言うと物がなんなのかそれは考え続けて行かなくちゃならないなと思っています。
よろしければサポートよろしくお願いします!地域活性のエンタメに使わせていただきます!