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本を書くということは、表現の自由を体現すること


大災害や疫病に見舞われたとき

文明の弱さを感じますね。


人類の文明は枯れ葉のように

舞い散ります。


文明は社会と相似形で

文明の弱さを見たとき

社会の弱さを見ます。


社会の弱さを見たとき

そこに住む人の弱さを見ずにはいられません。


日本は島国で

周囲の目を気にする人が多いから

文明の発展に伴って

事なかれ主義や

ムラ社会も高度化しましたね。


親方日の丸や

お上に逆らわない国民性は

今日のような状況では

自粛や(ちょっとまえのはやりでは忖度)なんていう形で現れてしかるべきなんでしょう。


公序良俗 という自己検閲


公序良俗という基準を持ち出して

自粛や社会の空気の検閲にかけていくということは

長年行われてきましたが

それに事なかれ主義や

金銭至上主義、コマーシャリズムなどが響き合って

表現の自由も失われてきたような気がします。


スポンサーの顔色を、頼まれもしないのにまず気にしてしまうとか

差別用語辞典をみたりして、

差別思想がない表現物を差別したりして。


好きに表現しよう


もっと好きに表現したらいいと思うわけです。

本というのは国家権力や法律に規制されるのものではなく

少なくともそれを作れる立場なのですから。


一時の流行りや、政権を気にせずに

人間の本質的な幸せのために

百年、千年、大事にされる本を作ったらいいわけです。


支持してくれる読者いればもちろん、読者が少なければ

それを増やすために本を出せばいいと思います。


その際、

何も削ることはありません。

好きにやればいいのです。


編集者に相談すれば

著述物は本というメディアにふさわしい身体を獲得します。

本を作るのは編集者にとっていつもやっている本業です。


表現者は表現を本気でやり、本作りを本業とする編集者と協力して

出版すればいいのです。


自分の舞台を作るには

まず、公序良俗に影響されない

本来の本気の表現を目指しましょう。

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