松崎義行

2つの出版社の社長。15歳の時に自分の詩集が作りたくて出版社を始めました。いまはいろん…

松崎義行

2つの出版社の社長。15歳の時に自分の詩集が作りたくて出版社を始めました。いまはいろんなジャンルの本を出しています。

最近の記事

本を書くということは、表現の自由を体現すること

大災害や疫病に見舞われたとき 文明の弱さを感じますね。 人類の文明は枯れ葉のように 舞い散ります。 文明は社会と相似形で 文明の弱さを見たとき 社会の弱さを見ます。 社会の弱さを見たとき そこに住む人の弱さを見ずにはいられません。 日本は島国で 周囲の目を気にする人が多いから 文明の発展に伴って 事なかれ主義や ムラ社会も高度化しましたね。 親方日の丸や お上に逆らわない国民性は 今日のような状況では 自粛や(ちょっとまえのはやりでは忖度)な

    • 本は「黙っている人」のようだ

      と思うことがあります。 大きな声で 面白おかしく がなりたてる テレビ放送に邪魔されて 本の存在感は 普段 身をひそめているようです。 じっさい、 本棚に納らていたり 枕元に積まれて 声を上げることはしません。 埃をかぶってしまうことが 誇り高いことだ なんていう 寂しげなジョークも聞こえてきます。 お偉い人が おおいばりで ウソをついて 恥の上塗りをしつづけても 大声で 他人の悪口や屁理屈をいいつづければ いつのまにか まわりは 

    本を書くということは、表現の自由を体現すること