今年も映画音楽の祭典「フィルム・スコア・フィルハーモニック・オーケストラ」に行って来ました!
プレコンサート(早く来た人たち限定のお楽しみ♪)
フィルフィルのコンサートでは、一時間前には開場していて、プレコンサートが行われます。実はそれも楽しみの一つ。今回はタイタニックの「Third Class Dance」が軽快なリズムで良かったです。三等客室で行われた賑やかなダンスシーンの再現です。楽しかった~♪
第1章「時代の中で生まれる愛。」
いやあ、本当に凄い。映画音楽の特長として、音楽を耳で聴いていると同時に、頭に映像が浮かんでくるんですね。だから、不思議な感覚です。目の前の演奏者から奏でられているのを見ているにもかかわらず、頭ではそのシーンが見えるという。4DXとはまた違った面白さがあります。
また、映画『アバター』組曲を聴いた時は自然と涙が出てきてしまったのを覚えています。壮大な世界観。パンドラが再現されてる感じ。本編では泣くような箇所は無かったはずですが、音楽の力って凄い。」
第2章: Lifelong Journeys 〜愛と共に歩む人生〜
映画『海の上のピアニスト』組曲を海の上で生まれ、そこで生涯を終えた1900 (ナインティーン・ハンドレッド)。彼の船上のピアノ演奏を思い出し、また映画を観たくなりました。パンドラや海の上のピアニストの時も思いましたが、音楽が変わると場内の雰囲気がガラリと変わるのです。
演奏している方たちは皆、作品を観ているのでしょうか?
音楽と作品の融合が素晴らしいなといつも思います。
第3章: “ Love Stories” 〜愛のままに~
映画『タイタニック』組曲でまた泣く。今回はジェームズ・キャメロン監督作品の演奏で波が出るようになっているようだ(笑)
映画『ラ・ラ・ランド』より「エピローグ」は、ラストのピアノソロの緊張感が。あの空間でピアノだけの音が響く会場。しかも、ただ、ピアノを演奏しているのではなく。『ラ・ラ・ランド』のラストを観た方はご存知かと思いますが、あの瞬間を見届けるための作品。恋人同士の運命的な出会いと別れ。その最後を、セブの悲哀を感じるような切ない音で響かせる。という。演奏って演じることでもあるのだなと感じました。
パンフにも、フィルフィルのこだわりが
今回、フィルフィルのパンフレットがが凄く凝っていて、実際の世界の年表と作品の舞台となった地域や登場人物の出来事を対比させたり、作品の舞台となった場所の世界地図もあったり。かなりのこだわりよう。 余談ですが、#RRR にも欲しい。彼らの作中の出来事を年表にしたのを。