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「search/#サーチ2」面白かった!が、前作ほどではなく。

デジタルネイティブ世代が立ち向かう、母の行方不明事件

ロサンゼルス在住の主人公。父を幼い頃に亡くしていて、
母との二人暮らし。心配性のお母さんは外出中も常に連絡を
するように求めるが、思春期の主人公はそれを疎ましく思っている。
最近、母と付き合い始めた男性とは微妙な距離感。

彼らがついに二人で旅行に行くという。快く?送り出して
不在時に同級生達を家に連れ込んでパーティー(笑)
アメリカの定番という感じですね。
そしてやはりデジタルネイティブ。掃除代行を頼んだり、
位置情報を駆使したり、海外との会話も機械翻訳を読み上げて対応。

母の旅行先である南米コロンビアでも遠隔代行の人に捜査を頼むという
強さ。部屋にいながらネットさえつながればどこにだって、何だって
出来る。だけれど、便利さと引き換えにその情報の精度が問われる。
今回もそのあたりは見事だまされた。

代行おじさんの活躍が面白い
映画『search/#サーチ2』 オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

正直、前作「search/サーチ」の方が、目新しさやどんでん返しで
驚きがあった。

前作は、インターネットの歴史を振り返られる作品であるとともに、
父親のITリテラシーに驚いたし、二転三転の展開にかなり驚いた。
また、物語もめでたしめでたしで終わったので、スッキリ感があった。
今作も一応はハッピーエンド?なのだろうけれども、それにしては
犠牲があり過ぎる。その上での結末は、悲しい。

前作ありきの続編だから仕方ないけれども、個人的には前作の方が好きです。配信されたらより臨場感が味わえるパソコンで観たいと感じた作品でした。

カバー写真:映画『search/#サーチ2』 オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ


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