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youtubeでツールド沖縄市民200kmレース中継を見ながら考えたこと

今日の札幌は最高気温5℃、最低気温0℃。朝食に妻と出かけると外は雪がちらついていた。もうすぐすべてを凍り付かせる本格的な冬が札幌にやってくる。

最低気温がマイナスの中ではさすがにロードバイクを外に乗ることはできず(危険すぎる)、今日は自室でバーチャルサイクリング。ZWIFTというアプリで世界中の人たちとサイクリングをしたりレースをしたりする。今日は2つのバーチャルレースに参加して2時間20分、消費カロリーは1600kcal。今年はなかなか体重が落ちなかったのだけれど、最近ストンと2キロほど体重が落ちて体調も良くなった。私はロードバイクに毎週末乗り続けることで、酒と食事制限を一切せずに体重を維持するダイエット(兼暴飲暴食)を15年以上続けているのだけれど、今年はコロナの反動で飲み会が増えすぎて体重維持に苦労していた。寒くなると来客が減って、飲み会が減るのであっという間に体重が落ちる。なぜ寒くなると来客が減るのかというと、要するに社内の偉い人もお客さんも北海道にゴルフをしに来るのだ。そのついでにプロジェクトの視察と称して札幌の職場にやってきて、その都度何時間も説明で時間を使い、会食の機会がふえて体重も増えることになる。札幌は冬がハイシーズンと思う人も多いかもしれないけれど、実は冬はほとんど誰も来ない。寒いだけだから。スキーをやりたい人はニセコなどのリゾートに行く。仕事に集中するためには来客が少ないほうが都合がよい。体重も減るし。

2時間以上も家の中で延々自転車をこぐという行為は、正直とてもつまらなく、以前は冬になると全く自転車に乗らなかったのだけれど、今はバーチャルレースもあるし、Youtubeで動画を見ることもできるのでほとんど苦にならない。外で走る準備をするよりも気楽に乗れてよいくらいだ。

今日自転車をこぎながら見ていたYoutubeはツールドおきなわの生中継。今日のレースは市民200kmというレースでアマチュアレーサーたちが200kmを5時間半かけて走破する。ツールドフランスに参加するプロレーサーはそれを3週間毎日続けるというのがロードバイクの世界だ。

ロードバイクの甲子園と言われるツールドおきなわ市民200kmレース。今年の優勝者は井上亮選手。整形外科の医師ということで、個人的に整形外科の医師には命を救っていただいた恩もあり、なんとなく感情移入。最後の坂で富士ヒルクライム2022のチャンピオンクライマーを置き去りにして独走勝利というとても強い勝ち方だった。雨の中を5時間半走り続け、この日のために続けたトレーニングとあらゆる準備を勝利につなげた井上選手。カッコよかった。


アマチュアレーサーのトップになるためにはどれだけの時間をトレーニングに捧げているのかと思うけれど、医師という激務の中で勝利する井上選手もそうだけれど、去年の優勝者で7回優勝のレジェンド高岡選手は外資系証券会社という聞くまでもない激務のなかでトレーニングを続けて成果を上げていた。

仕事でもアマチュアスポーツでも「忙しい」というのは言い訳にならないどころか、忙しいからこそ成果を上げるための効率的な時間の使い方を考える必要がある。

アマチュアスポーツでこれだけの実績を残せる人たちが本業でとても忙しい仕事についているという事実。

時間は誰にも平等に1日24時間あって、
それをどう使うかは結局自分次第だということ。

忙しいからあれもこれもできないと言っていたら、
人生が終わってしまう。

人生は時間で出来ている。

何かをするのも、何もしないのも、
全ては私次第で、
そしてそれが、私の人生になる。


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