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マツリズムインターン体験記

マツリズムインターン生の岩田 夏子です。今回は、インターンとして私がどんな仕事をしてきたか、どんなことを学んできたかをご紹介します。面白そう!と思った方は、ぜひ次回のインターンに挑戦してみてください!

そもそもマツリズムとはどんな団体?

私が働くマツリズムは、「祭りの力で人と町を元気に」をビジョンに掲げて活動している一般社団法人です。担い手不足に悩む地方の祭りと都市部の若者や外国人をつなげ、祭りの次代への継承と地域活性化を試みる観光ツーリズム ”Ma-tourism” を全国で展開しています。眠れる地域資源を掘り起こし、文化継承・観光振興・移住定住を促進します。また、担い手を対象とした祭りの価値を高めるワークショップや、企業の人材育成・組織開発支援も行っています。活動を通じて、「祭りの力で人と町を元気に」していきます!

マツリズムの代表である大原 学(おおはら まなぶ)さんは、祭りと地域の担い手たちを未来につなげていくという強い意思を持っている人です。大原さんのその想いにいつも刺激され、地域の人々のためにできることを考える機会がたくさんありました。

マツリズムとの出会い

私は大学1年生だった2019年に先輩に誘われ、岩手県の釜石祭りで初めてマツリズムのプログラムに参加しました。地域の人に混ざって運営側として祭りに参加する一方で、お客さんとしてもてなしてもらっている印象が強く、本当の意味で地域に貢献できていないという歯痒さが残りました。その後時は流れ2023年、大学4年生になっていた私は高木神社でマツリズムのイベントに再び参加し、大原さんと再会しました。これをきっかけに、大原さんからインターンとして働かないかとお誘いを受け、釜石祭りで感じた「お客さん目線のお祭りの楽しさだけでなく、担い手としての片付けや準備などの舞台裏も伝えていきたい」という気持ちから、マツリズムで働くことに決めました。

岩手県の釜石祭の行列に参加したのが初めての祭り

祭りと担い手を支える裏方仕事

実際の業務内容は主にマツリズムのプログラム告知や祭り体験記の作成、プログラムの運営です。
例えば、10月に行われた福島県二本松市の「マツリズム in 小浜の紋付祭り」をPeatixというサイトで宣伝したり、参加者と地域の人の顔合わせのためオンラインミーティングを企画しました。さらに、小浜の紋付祭りと同様に北鎌倉の洪鐘弁天大祭などマツリズムが関わった祭りの体験記をnoteで作成しました。
noteの記事はこちら
「江戸時代から続く伝統の祭りを地域と共に創る -マツリズムin小浜の紋付き祭り@福島県二本松市-」 https://note.com/matsurism_/n/n5d59ac4ac990
「洪鐘弁天大祭 ライブ配信体験レポート」 https://note.com/matsurism_/n/nc6929c68f3d0

これらの文章をFacebook や Instagram などのSNSに投稿したり、祭りに対する意識調査や補助金調査などの事務作業もあります。
また、マツリズムは大人だけでなく子ども向けのお祭り体験プログラム「おまつり先生の出前授業」にも取り組んでいます。この取り組みの広告や記事、チラシを作りました。
noteの記事はこちら
「おまつり先生 文京区の認可保育園で出前授業をしてきました!
https://note.com/matsurism_/n/n1b8a87cb3bde

私は2020年7月〜11月までインターン生として働きました。お仕事は週に1〜2日、オンラインと対面併用なので、とても働きやすかったです。

インターンを通じて、全ての祭りに人々が紡いできた歴史と想いがあることを強く感じました。例えば、マツリズムがライブ配信を行った北鎌倉の洪鐘祭りは、40以上の団体が連なる長い行列が名物です。この行列を作るために、地元の人が一致団結し伝統を守りながら新しい工夫を凝らしていることを知りました。さらに、小浜の紋付祭りでは地域の人々と余所者の関わりを学びました。外から来た人を暖かく迎えてくれる地域の優しさ、祭りや地域への熱い気持ち、そういったものを余所者が受け取り変化していく様子に感動しました。

ライブ配信を協力して行った洪鐘祭り実行委員会とボランティアの皆さんと記念撮影
マツリズム in 小浜の紋付祭りでは祭りを通じて地域と参加者に絆が生まれました

様々な祭りを見て発見したのは、「地域への愛着」が祭りの源になることです。私は育った場所である東京に対してそういった感情がないので、胸を張って地元が好きと言えることが羨ましいなと思います。帰れる地元があるのはその人にとって財産です。祭りや地域の人々との交流を通じて、誰もがそんな地元を持てればいい。
マツリズムはそのきっかけになれると信じています。
私は11月いっぱいでインターンを卒業しますが、これからも祭りを担う地域コミュニティや伝統を守っていくマツリズムの取り組みを応援しています。

未来のインターン生の皆さんへ

マツリズムで働く魅力は、地域でネットワークを作り、深く関わるチャンスです。
地方創生に関心がある人、地域コミュニティに関心がある人はもちろん、純粋に祭りを楽しみたい人、または地域の人と共に祭りを作り上げたい人は大歓迎です!
マツリズムのインターンを通じて、人々が生み出す祭りの力を体感してみてください。

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