万年筆1本で「書く時間」を習慣化できる。
2022年、わたしの生活を豊かにしてくれたモノ第1位
カキモリ 透明軸万年筆
わたしは字が綺麗ではないのですが、書くことは大好きです。空いた時間に手帳を開き、やりたいことや、その場で思いついたことなどをメモしたり、頭の中を整理します。
ただ、余裕がなくなると書く時間が減り、頭の中もごちゃごちゃな状態が続いてしまう。。
書くことをもっと習慣化させたい!
そう思い、万年筆を購入しました。書く習慣も身についていなかったので、そこまで高価なものには手を出せませんでしたが、購入して大正解でした。
「書く時間」を習慣化させるためには、もってこいのツールだった
万年筆は、毎日書き続けないと中のインクが固まって出てこなくなります。購入時に店員さんが教えてくれました。そのおかげで「書こう!!」という気持ちが湧き起こるのです。初めはうっかり4、5日放置してしまったこともあるのですが、1週間に1回は必ず万年筆を手に持つように。それが、段々と習慣になり、今では2日に1回は万年筆を使って文字を書くようになりました。
変わったのはそれだけではありません。「書く時間」というものを大事にできるようになりました。以前は隙間時間にササっと乱雑な字でメモをしていたのですが、椅子に深く座り、ゆっくりとノートを開き、書く内容を頭でイメージをして、万年筆を手に取り、決して綺麗な字ではなくとも、丁寧に1文字1文字を書き進める。そういう時間が習慣として身につき始めて、自然と普段の気持ちにもゆとりが生まれたように感じます。
誰かに思いを伝えたくなる青色の特別なインク
また、手紙を書くことも好きになりました。万年筆のインクは私の1番好きなカラーである青色を使用しています。青色のなかでも、海をイメージさせる「ざぶん」という名前のインクに惹かれました。
カキモリオリジナルインク「ざぶん」
万年筆の文字は筆圧によってグラデーションがかかります。特別なインクで書いた文字が誰かに伝えたいという気持ちにさせてくれます。
万年筆を買ってから改めて手紙の良さに気付かされました。
スマホで連絡を取り合うことはできても、感謝の思いを伝えても、埋もれていきます。アプリの不具合で消えてしまうかもしれません。手紙は思いを言葉で直接伝えるのと同じくらい、もしかしたらそれ以上に言葉を相手に贈ることができます。形の不揃いなフォントがその人らしさを引き出します。特別なインクで描く文字だからこそ、誰かに贈りたくなります。
ちなみに、私は手紙を読む前の封を開ける瞬間がとても好きです。
番外編①万年筆置き用に購入「てふの箸置き」
万年筆を普段置いて置く用に、てふの箸置きを購入しました。
てふの箸置きの魅力は、「貝」「水牛角」などの天然素材が使用されており、1つ1つが手作業で細かく繊細に作られているところです。光が当たるとキラキラと反射するのが大変綺麗なのが気に入っています。
さまざまな動物やユニークなデザインのものもあるのですが、私は小さい頃から鳥が好きなので、小鳥の形をしたものを選びました。クチバシと羽と尾羽に色味が分かれているこの子に一目惚れでした。しっかりとした万年筆置きにも憧れましたが、ちょっと特別な箸置きを使うのもお勧めです。
番外編②無印良品「2023年文庫本スケジュールノート」
今年のスケジュールノートは無印良品の文庫本スケジュールノートにしました。文庫本に文字を書けるというワクワク感が味わえます。笑
中身もシンプルで書きやすく、小さすぎない程よい大きさなのが気に入りました。何よりも読書好きな自分にとって、文庫本そのままの見た目であるこのデザインが1番好きなポイントです。赤色のヒモがついているのも可愛い!
デメリットは、カバーがないので傷つきやすい点です。使用してみて1ヶ月経過して、表紙の端っこの方が少し折れちゃったり。でも、それもいい味が出て結局はお気に入りポイントです。笑
ボロボロになるまで使います!
2023年も、素敵な1年になりますように。
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