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2023年に鑑賞した映画発表会


師走の慌ただしさも終盤に差し掛かってきている今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
このままだと僅かしかない新年までのインターバルをぼんやり呆けるだけしか出来ない状態になりそうなので、しっかり立ち止まって振り返っていこうと思いながら私はこうして文字を紡いでおります。




早速ですが本題へ。


この度、2年程前から使っていた映画鑑賞ノートを遂に1冊書き終えました!

映画鑑賞ノートは文字通り、映画鑑賞の際の感想などを残す記録ノートの事ですね。
「映画鑑賞が趣味です」と言えるようにという安直なきっかけで始めたこのノートですが、同時に半券の管理やその頃の自分の感性なんかも思い出せるのでたまに読み返すとなかなか面白かったりします。


2023年で私が鑑賞した作品はこちら。↓

『レジェンド&バタフライ』
『ある男』
『エゴイスト』
『少女は卒業しない』
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
『零落』
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
『わたしの幸せな結婚』
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ(日本語吹替版)』
『劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE』
『おとななじみ』
『水は海に向かって流れる』
『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』
『大名倒産』
『交換ウソ日記』
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』
『マイ・エレメント』
『アナログ』
『北極百貨店のコンシェルジュさん』
『正欲』
『ウィッシュ(日本語吹替版)』
『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』


全部で “25作品” でした~!
前年の反省(?)を踏まえて義務感ではなく自分の感性を意識しながら鑑賞してきましたが…厳選されて減るって訳でもなかったですね(笑)
それだけ今年も興味引かれる作品が多かったという事でしょう。全体的に邦画ばかりなのは、まあ単純に好みですね。

(この記事で映画鑑賞についてチラッと語っております↓)



ちなみに私が使っている映画鑑賞ノートは
ストーリー・音楽・キャスト・演出・映像をそれぞれ5段階評価してレーダーチャート化する事が出来るようになっています。

実際に書き込んだページはこんな感じです。↓

圧倒的100億点満点


スピッツは映画主題歌を今年は2曲も担当!
勿論映画自体もとても良かったので感想を述べていきます。


『水は海に向かって流れる』

『ときめきpart1』が主題歌。年齢も性別も性格も違う対比に見えていた2人がいつしか重なって映るようになる様子はより生々しい人間らしさを感じられて痛々しくもあって。そんな繊細な人間模様が丁寧に表現されていて心にじんわりと染みました。
大人になると自分の気持ちを誤魔化す術を身に付けるようになるだけで傷付かなくなるという訳ではない事。誰しもの笑顔にも涙にも何かの理由があるだろう事。見過ごしがちな小さな綻びを気付かせてくれたように思います。

また、受け取る側に余白を持たせるとも言うのでしょうか、登場人物のこれからを予感させるタイトルが絶妙で。主題歌もそれを彷彿とさせるようでいて。
あ、でも “ときめきpart2” はないそうです(笑)(『ひみつスタジオ』リリース記念のSpotifyラジオで言ってました)



続いてはこちら。

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』

『美しい鰭』が主題歌。職場のコナンガチ勢達の影響もあり数年前からコナン映画を観るようになった私。コナン問わず所謂ツンデレキャラをあまり好きにならない私は、灰原哀というキャラの人気に今まで共感出来ないでいました。が、この映画で一気に大好きになりました(笑)
確かに基本はクールで取っ付きにくい雰囲気だけど、仲間思いだし、時々お茶目だし、でもやっぱりしっかり頼れるし。そしてお互いの素性を知っているからこそのコナンくんとの掛け合いがいいですよね。

ネタバレになるので詳しいストーリーについては省きますが、エンドロールで流れる『美しい鰭』がそれまでの物語をなぞりながら私達に余韻を与えてくれる完璧な流れ過ぎて本当に凄かったです。何より歌詞が灰原哀そのままでした。マジで凄い。


ーーーといった感じで感想がやや主題歌寄りになってしまっておりますが、
恐らく私自身が10年以上ぶりに久しぶりに今年ライブ参戦したから、というのも滅茶苦茶大きいですね。

大好きなオバケのロックバンド❤️


自分の親に近い年齢に差し掛かってきていても第一線でバリバリ活躍中なんて信じられないですよね。でも現実なのです。あまりにも凄過ぎる…。
劇場版で観ても分かる通り、この4人は本当に仲良しで、音楽を愛し、お互いを尊敬し合っていながらもベタベタはし過ぎない距離感と空気感であり続けている。
 “好き” を仕事にする事も、同じ人間と長く付き合う事も、信念は変わらずにブラッシュアップしていく事も、どれも決して簡単な事ではない。
だからこうして今も当たり前みたいに活動してくれる事にとにかく感謝しかないし、メンタルが落ちている時にマサムネさんの歌声を聴くとその優しい声に浄化されて私は絶対に泣きます。。。(何の主張??)



(映画回なのにスピッツを語る回に
なりそうなので頑張って中断)





えー今年はコナンとかマリオとかディズニーとか話題作が目白押しで非常に迷いますが、個人的2023年のベスト1は、うーーーん……

『少女は卒業しない』

かなぁ…。


キャストの殆んどがこれから活躍の場を広げていく俳優さん達だと思うのですが、演技がとても素晴らしかったです。
高校生特有の空気感だったり、怖いもの知らずの無敵感がむしろ空回りしているようでもあったり。等身大な演技がとにかくリアルで自然で、けれど演出による深みがあって。
当時の自分と重なる場面に向き合う度、彼女らと同じ頃にタイムスリップしたような没入感を味わえました。

この映画は朝井リョウさん原作の作品なので、今度原作も是非読んでみたいですね。





ーーーはい。
という訳で今回は鑑賞映画の振り返りでした。

今年全体の振り返りはまた別途書きたいと思います。
(今日中に書けるかは定かではないですがw)


ではでは、よいお年を!