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インターン生が作る新規事業のスピードがすごい【1ヶ月目】

インターン生と新規事業作ることを決め、3人の新しいインターン生が入社してから約1ヶ月が立ちました。3人とも悩み苦しみながらではありますが、私自身も驚くようなペースで進んでいます。

常識に縛られず自由にアクションできる学生の良さを存分に活かすため、作ろうと思っている事業のアウトラインを伝え、事業の準備に関しては極力口出しをせずに、アドバイスを求められた時に考え方を提案する程度で関わっています。席は私の隣にして、いつでもアドバイスを求められる環境を作り、私が席に戻ると毎回「できた?」と聞かれます。また、毎週金曜日の午後に私とのMTGを設定しており、そこでプロジェクトに関わる全ての意思決定を行っています。3ヶ月という比較的短い期間で事業を作るため、①デザイナー/エンジニア、②協力パートナー、③トライアル資金の3つリソースについては私が調整をしていますが、それ以外は全て彼らが自らアクションして事業の準備を進めています。

どんな事業にチャレンジするのか

今回チャレンジしている事業は、シニアの買い物を便利にするための事業です。スーパーマーケットの店舗数が減少する中で、買い物難民のシニアの方々に対して、自宅の近くまで商品を運んで販売し、インターネットでリピート購入できるというものです。いくつかの事業ハードルがあり、そのハードルを弊社の持つ強みで解決できるかもしれないという仮説が立ったので、チャレンジしてみることにしました。訪問型のスーパーマーケットでどうマネタイズするのか、シニアの方々がどうやったらインターネットサービスで商品を注文し続けられるのか、多くの会社が失敗している事業ハードルに私が立てた仮説とインターン生のアクションが通用するのか非常に楽しみです。

1ヶ月目の進捗

1月20日に3人のインターン生が入社し、最初の1ヶ月で以下のアクションが実施されました。

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2ヶ月目にはトライアルをスタートできるところまで進捗しました。素晴らしいスピードだと思いますが、3人はとても焦っています。当初の3人が思い描いていたスケジュールでは、もう既にトライアル販売を数回実施していなければならない時期のようです。恐ろしいほどの貪欲さですね。

他人を味方にする方法

彼らが最も苦戦していたのは、販売許可を受けて販売場所を確定することや、商品の仕入先を確定することなど、他人の協力を得なければならないことでした。そこで行き詰まっていた彼らに、私から一つアドバイスをしました。

「この事業でどんな課題を解決するのか、ユーザー目線のストーリーを話してきたら?」

私は、新しい事業を始める時、なぜその事業を作りたいのかをユーザー目線の具体的なストーリーで語るようにしています。一緒に新事業にチャレンジするメンバーや社外の協力者、初期のクライアントにも必ず伝えるようにしています。何度も何度もです。これまでの経験では、儲かりそうだからとか、お互いの事業にメリットがあるからとか、リスクが少ないからとか、そういった利害関係でスタートした関係は長く続かないケースが多かったです。相手が、自分と同じ目線で課題解決をしたいという思いを持ってくれれば、多少つまづいたくらいでは壊れない協力関係が生まれると思います。チャレンジに失敗しても、また次のチャレンジでも協力してくれることが多いです。

勝負の2ヶ月目

ついに自分たちが作ったサービスをユーザーに使ってもらうタイミングです。立てた仮説や想像したユーザーストーリーが正解だったのか、答え合わせをする時です。期待と不安が入り混じった複雑な感情の中、多くの場合、期待が無残に裏切られます。そうなったかーーーーと、これを心から楽しめるかどうかが新規事業への適性なのではないかなとも思います。彼らが作ったサービスがユーザーにどう受け止められるのか、また発信していきたいと思います。

また、実際に体験している学生からの発信は、CookpadTVのWantedlyアカウントで、アカウントで行っています。私と学生、両者の目線からスピード感を感じていただければと思います。

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