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コミカルな場所

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おかしみを感じること、滑稽なもの、笑えること、楽しい人、ギャグ、笑いたいしくみなど、無軌道に。
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遅ればせながらの自己紹介風

遅ればせながらの自己紹介風

最近、noteを始めました。

「これこれこういう事を書いてほしい」
「これについて書きなさい」
と、要望に従って書くことがほとんどでした。
「これを書こう」
と、自発的に書くことも、SNSではありましたが、まとめて残す場所を漠然と探していたのだろうと思います。
私のする事なので、ジャンルや内容に「一筋感」はありませんが、ひっくるめて自分なのだろうなあと思います。

コロナ禍で途絶えているワークシ

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「朝まで生テレビ」と「朝までナメてれば」

「朝まで生テレビ」と「朝までナメてれば」

平成元年の春先のことだったと記憶している。もうタレントとして活動して5年ほど経っていたが、しかしまだ西宮北口の実家にいた頃だ。いつものように、師・中島らもさんや鮫肌文殊らと、大阪は堂山町の雑居ビルの3階にある東條英機似のマスター、いや、ママと呼ぶべきか、とにかく気のいい店主がいるバーで飲んでいた。ここはなぜか関西の演劇人、落語家、放送人、文筆業、音楽家が集う。キーパーソンがらもさんだったことは確か

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サンボア100周年と演劇大賞で赤っ恥

サンボア100周年と演劇大賞で赤っ恥

2018年に、「行きつけ」と言っても叱られないと思うが、私も常連の末席に置いてもらっているバー・サンボアが100周年を迎えた。そのルーツは神戸にあるとされる。サンボアという名前の由来については、常連だった谷崎潤一郎が名付け親であることは確かなようだ。1918年(大正7年)に、岡西繁一氏が神戸市生田区北長狭通6丁目に「岡西ミルクホール」という喫茶店を開店、洋酒も提供する酒場へと発展していった。その後

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新不可解国語辞典

新不可解国語辞典

金田一さん、辞典です。
アンブロウ・ビアスの「悪魔の辞典」に倣い、松尾版を書いてみました。
まずは、『あ行』『か行』編です。

あ行
[あ]の部

あーと【 アート】
電話帳で、同業他社よりも名前が前に掲載されるようにしたい時に付けられる用語。電話帳を使う人の数は激減し、今ではあまり意味がない。

あい【愛】
建設的なマゾヒズム。恋の反対語。

あいじん【愛人】
アイスランド人。アイルランド人。愛

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中継のある世界

中継のある世界

ワハハ本舗の大久保ノブオさんが、森一弥さん、我善導さんと組むコントユニット、wahBURGERaha(ワハハバーガー)の公演で私が書き下ろした、「中継のある世界」というコント台本です。ご笑覧くださいますれば幸甚です。

「中継のある世界」

長曾我部  続いて、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されている、天現寺橋卓(すぐる)こと、本名神宮寺橋亘(わたる)容疑者が、今日にも保釈されるということで、港区の湾

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