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東洋医学①




こんにちは。

福岡市西新の歯医者 松尾です

わたしが東洋医学に興味を持ったきっかけについての話です。

小学生の頃くらいからアトピーがひどくて、かゆくてかゆくて何も手につかないような状態でした。

見た目にもひどくて、目は腫れぼったい、粉をふいてコナフキン、赤黒い皮膚、などなど辛かったです。

中学に上がった頃にも変化がなく、中学1年当時は男子あるあるで白ブリーフだったのですが、全身アトピーなのでお尻を掻きむしりブリーフが血だらけ( ゚Д゚)

我ながら驚愕したのは、学ランの白いカラー(男子はよくご存じの硬くて痛いやつ)をベリベリっとはずしたその時。

自分の皮膚がスイーツのアイシングシュガーごとくベットリと襟にまぶされてたんですよ(´A`)

高校になっても変化はなく、むしろひどくなったかな?思春期だからでしょう。

大学どーすっかって進路の事もあったし、さすがに親が可哀想に思ったのか漢方薬を飲んでみたら?と言ってきました。

これが多少時間はかかりましたが、みるみる改善していってくれたのです。しかも若かったせいか1年たらずで。

今でこそ多少保険が効く場合もありますが、当時は自費だったので親には迷惑かけたと思ってます。

自分で枯れ枝やら枯れ葉、みょーな種やらのくっさい怪しげな薬草を20分以上煎じて、ドス黒い液体を3日分作り冷蔵庫に保管。

3日間飲みきったら再度煎じての1年間。

煎じ中は家中すごいニホヒで、玄関ドア開けた瞬間家族が大騒ぎするほど

( ゚Д゚)クサー

見た目も魔女が作る毒汁みたいでおどろおどろしい。

1年間で飲み忘れたのは数回程度と親も驚くほどキチンと飲んでました。

ふつー 年頃のしかも男の子が、遊びの途中で漢方飲みに帰宅しねーだろ、と母親が呆れてたくらいです。

ほんとに苦痛だったんですよ。治ってくれーーー!!という執念を感じましたね。

かゆいだけじゃなくて

掻きむしる→傷になる→汁が出る→またかゆい(以下繰り返し

とまあこんな具合で西洋医者の対症療法じゃどうにもならん!と若かりし頃から肌で感じてたわけです。

当時歯医者になるどころか、医療従事者になる事は考えてませんでしたが姉のセリフが印象的でした。

「アンタもし歯医者になるなら、漢方医もやれば?」

まさに今その道を歩んでます。


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