【家庭円満のすすめ】　＃番外編04　挫けそうな気持ち

こちら番外編では、基本的に、本編の流れと逸れる話を中心に投稿をしますが、今回は、番外編にさえも含むのはどうかと思う内容になります。編集後記、こぼれ話的な意味合いの記事になるので、一応関連付けて投稿することにしました。

【挫けそうな気持ち】

どこから書いていいのか、迷います。

私はとても混乱しています。

noteの投稿を始めた時から、心の奥底で漠然と抱えていた不安を、一度、ここで書き出しておこうと思います。

「家庭円満のすすめ」と銘打って、記事を投稿し始めたのは、育児中の女性たちの苦しむ声を受けての事でした。配偶者の対応や言動が余りにも理不尽な人が多く、私自身の事ではなくも、読むだけで哀しくて、どうしたら、そんな酷い考えの人達が、考え方や行動を改めてくれるのだろう？と、ほんの少しでも、頑張る女性たちの応援になれば。と思って、援護射撃をするつもりで、「家庭円満のすすめ」のnoteの投稿を始めました。

誰に読んで貰いたいか、と言えば、基本的には、育児中で悩んでいる夫婦。苦しんでいる夫婦。改善を望む夫婦。または、そんな夫婦を見守る立場のあらゆる関係者の大人たち。男性にも、女性にも、少しでも何かヒントになれば良いな。と思って書いています。

特に、家庭円満にしたいけれど、妻の気持ちが分からなくて、自分なりに頑張っているけれど、なかなか上手くいかない。と、悩んでいる男性に向けて、そういった男性をサポートできるような内容にしたいと考えています。

また、苦しんでいる女性にも、対立構造ではなく、協力し合って進めていけるように、または、適切なタイミングで逃げられるように、勇気を持って行動して貰えるような、軽くてもほんの少しでも背中を押せるような、明るい言葉を掛け続けたい。と意識して書いています。

しかし、少し考えれば分かることですが、そもそも、このような記事を読みに来てくれる人は、勉強熱心で向上心がある人です。

正直言って、このようなタイトルの記事を読んでくれている点で、きっと優しい心の人だし、思いやりも持っているし、既に素晴らしい人だと思うのです。万が一にも、記事を読んで、我が身を振り返り、ああ、自分のココが良く無いんだな、と反省をし改善を決めてくれたのなら、もう、家庭円満は約束されている素敵な人です。

暇つぶしに読んで貰って構わないのですが、逆に、歪んだ価値観の持ち主たちには、そもそもリーチしない位置に居るな。と、一番読んで貰いたい人たちには、私の声は届かないんだよな。と思うと、残念過ぎて、心が挫けそうになります。

だからといって、自分が前進を辞めても、何のプラスにもならないし、結局は、実際に苦しむ女性たちの力になることができません。

私がやってもやらなくても、結局は誰の力にも、なれていない。救いにも繋がらない。その現実に負けそうです。いや、既に負けています。

これは、もう負け戦ですね。

負けが分かって居ても、それでも戦わなきゃならない時がある。

そんな気分です。

どうしたら、一番、届いて欲しい層にリーチできるのか。そこは、課題の一つですが、とにかく、矛盾を抱えつつも、今の自分に出来る事を、淡々と進めて行くしかない。そう、気を取り直して、毎回、記事を書いています。

外堀から埋める。

そういう作戦なんだ。と、思い込む事にします。（笑）

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今回も、読みたく無かったけれど、読んでしまった記事があります。子連れで再婚したものの配偶者からのモラハラDVが酷く、最終的に離婚をした女性の話ですが、相手や義理親だけでなく実母の言動が酷くて、吐き気がするレベルの内容でした。それでも、この女性は子供への深い愛情を持ち、シングルで育児をされています。

こういった事例がゴロゴロ転がっている訳ですが、理不尽な理屈を平気で言える人達が、沢山存在する。社会の中の割合は分からないけれど、私が想像するよりも多い印象です。

自分の機嫌を自分で取れない（取らない）大人が、今の日本は多過ぎます。

不愉快な事があれば、不機嫌になって、怒鳴り散らして八つ当たりする。殴る蹴るもする。家庭内だけでなく、駅での駅員さんに対する態度や、コンビニや飲食店での店員さんに対する態度が酷い人も多数存在します。

自分の機嫌は、責任を持って、自分で取りなさいよ。

コレが最低限のマナーになれば、家庭円満な夫婦で溢れ返るのに。

そして、自分の利益の事しか考えられず、配偶者を冷遇する人の多いこと。いつまでも独身気分で、相手に対する思いやりも尊敬も持ち合わせていない。そんな人と何故結婚したんだ？という極論は置いておいて。結婚してみないと分からない本性ってヤツですよ。そこは（自戒を込めて）責めないでください。

正直、最初は、教育の問題だと思っていたので、一つの指針のようなモノが存在すれば、賛同者が増えて、少しずつでも良い流れへと持って行けるかな？と淡い期待を抱いていたのですが。

色々な事例を知るに連れて、育った環境や教育の格差も存在するかもしれないけれど、どうもコレは、愛着障害とか何とかかんとか、もっと、根深い問題が根底にあるような気がしてならない。

モラハラDVする人の特徴として、例えば、テレビなどで、モラハラDVの話が流れたとする。被害者側からしてみたら、目の前のモラハラDV男と、テレビの中のモラハラDVの行動は、全く同じなので、こんなに酷い事をお前もやってるんだぞ！分かったか？と思う訳ですが、当の本人はと言うと、「こんな酷い事をするヤツが居るんだな」と、全く自分自身のモラハラDVとは重ならないと言う。

完全に認知が歪んでいる。認知が狂っている。申し訳ないが頭がおかしい。。。

この心の仕組みなのか、脳の仕組みなのか、私は知りませんが、狂っている。とにかく、こういう仕組みなので、教育は難しいのかもしれない。

少なくとも、普通なら理解できるだろう。ぐらいのアプローチでは、モラハラDVの人達には、全く届かないし、届いたとしても全く響かないんだな。と、漠然と認識しています。

これも、良く考えると納得なのですが。私の父も、良い事を言う割に、やっている事がクズ過ぎて、ドン引きすることが、多々ありました。

今思うと、本人の認識と、行動が完全にズレているのですが。モラハラDV男と全く同じ構造で、「こんな酷いことするヤツいるんだな」と言いつつモラハラDVをやっている状態。これに近かったな。と、我が父に対して思います。

私の父は、診断こそしていないけれど、完全に発達障害です。これは、兄妹も同じ見解で私だけの感想ではないのですが。その父の気質を受け継いだのが、兄と私です。妹だけ母の気質に似たので、１人だけしっかり者です（笑）。

なので、私自身も、我が身を振り返りつつ、父を反面教師に、そうはならない、ああゆう大人にはなりたくない、自分は絶対にならない。と固く誓って、自分の身を厳しく戒めている部分があります。それでも、遺伝的に受け継いでしまっているので、無意識にやらかしている可能性は否めません。

自分がこんなだからこそ、やっぱりそうゆう人々に改善の道を、少しでも照らして行きたい。という強い気持ちが一つあります。

そもそも、言葉が通じないんだよな。会話が成り立たない相手に、どうアプローチしたら良いんだろ？

相手に合わせて一つ一つ因数分解して、丁寧に説明を繰り返して、自分の心身を削りに削って、神経をすり減らして、落ちて行く女性たちの話を読むにつれ、こんだけ努力をしても伝わらないのか。何も響かないのか。と、愕然とします。

心理的、脳科学的な仕組みは分からないけれど、それでも、今の自分に出来る事を、地味に地道にコツコツと続けて行こうと思います。挫けそうになる心といつも一緒だけど、やれる所まで頑張ります。