弁護士 松尾剛行

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連載第3回 若手弁護士にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法

1 はじめに 弁護士で、学習院大学特別客員教授(キャリア教育担当)の松尾剛行による『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の出版を記念し、3回に渡る短期集中連載として、読者のカテゴリーごとの同書の活用方法を紹介したいと思います。第1回では法学部生にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法として、本書を基にした「ワークシート」を活用してキャリアについて考える方法を紹介し、第2回は若手法務担当者にとっての本書の活用方法を紹介しました。 以下では、連載

    • 連載第2回 若手法務担当者にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法

      1 はじめに弁護士で、学習院大学特別客員教授(キャリア教育担当)の松尾剛行による『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の出版を記念し、短期集中連載として、読者のカテゴリーごとの同書の活用方法を紹介したいと思います。第1回では法学部生にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法を紹介し、本書を基にした「ワークシート」を活用してキャリアについて考える方法を紹介しました。 第2回は若手法務担当者にとっての本書の活用方法です。なお、ここでは、企業の法務部門

      • 連載第1回 法学部生にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法

        1 はじめに弁護士で、学習院大学特別客員教授(キャリア教育担当)の松尾剛行による『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の出版を記念し、短期集中連載として、学生の皆様、若手法務担当者の皆様、そして若手弁護士の皆様にとっての同書の活用方法を紹介したいと思います。第1回では法学部生にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法として、同書を踏まえて自分のキャリアを考えるための「ワークシート」を紹介したいと思います。 2 法学部での学びはキャリアに活かせる

        • 学習院大学特別客員教授に就任しました

          2024年4月、弁護士松尾剛行は、弁護士としての業務を継続しながら、学習院大学特別客員教授に就任し、『法学部生のためのキャリアエデュケーション』を教科書として法学部におけるキャリア教育に従事します。 1 キャリア教育担当特別客員教授2024年4月1日、弁護士(第一東京弁護士会)・NY州弁護士・法学博士の松尾剛行が桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー弁護士・慶應義塾大学特任准教授の身分を維持したまま、学習院大学法学部特別客員教授に就任しました。担当はキャリア教育です。 20

        連載第3回 若手弁護士にとっての『法学部生のためのキャリアエデュケーション』の活用方法

          Note発書籍『ChatGPTと法律実務』が弘文堂から出版されます!

          1 Noteから始まったご縁2023年3月に以下のNoteを公表させて頂いたところ、ChatGPTについて初期において検討をしている数少ないものとして、多くの反響を頂いた。 結果として、20以上のセミナー(一部は以下参照)に登壇させて頂くことになったところである。 そして、2023年6月には、中央経済社から発売された『ChatGPTの法律』の共著にも参加させて頂き、同書は既に重版出来(5刷)している。 このような経験を踏まえ、2023年8月初旬に、弘文堂から『ChatG

          Note発書籍『ChatGPTと法律実務』が弘文堂から出版されます!

          ChatGPTと法務に関する講演資料がアップされています

          2023年5月15日に桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー弁護士松尾剛行は日本組織内弁護士協会(JILA)リーガルリスクマネジメントガイドライン研究会様主催のセミナー「ChatGPTで変わる組織内弁護士・法務部門 ver.1 ― プロダクトデモを踏まえたAIとリーガルリスクマネジメントによる価値共創」に参加させて頂き、「ChatGPTと2040年の組織内弁護士・法務部門」というテーマでお話をしました。 その講演資料が以下のリンク先にアップロードされておりますので、ご興味をお

          ChatGPTと法務に関する講演資料がアップされています

          ChatGPT・AI時代における法務部門の暗黙知〜ChatGPTの法務分野における利用に関する暗黙知の研究の一環として〜

          1. はじめに1.1 本稿の趣旨 近年、AIやChatGPTの利用が広がり、企業法務の分野においてもこれらの最新のテクノロジーが頻繁に利用されている。これらによる挑戦と機会を探るため、暗黙知について検討することが本稿の目的である。暗黙知とは、形式化や言語化が困難な知識や経験であり、法務部門が効果的に機能するために重要であるとされている。しかし、組織全体で暗黙知を有効活用できていないという課題が指摘されており、これを解決する方法を探求する。 1.2 各章の概要 第2章「暗

          ChatGPT・AI時代における法務部門の暗黙知〜ChatGPTの法務分野における利用に関する暗黙知の研究の一環として〜

          ChatGPT等のAI技術の発展と弁護士実務への影響

          このNOTEが書籍になりました!! 0 自己紹介と本稿の位置づけ はじめまして、弁護士の松尾剛行です。桃尾・松尾・難波法律事務所という企業法務事務所でパートナーを務める弁護士(第一東京弁護士会)・NY弁護士です。法学博士で慶應義塾大学の特任准教授でもあります。リーガルテック、即ち法律実務において利活用されるAIをはじめとするテクノロジーを自ら利活用すると共に、2022年にはリーガルテック関係の協会である、AI・契約レビューテクノロジー協会代表理事に就任しました。 事務所公

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          弁護士松尾剛行のプロフィール

          桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー弁護士(第一東京弁護士会)・NY州弁護士・慶應義塾大学特任准教授・法学博士・AI・契約レビューテクノロジー協会代表理事 (2023年1月現在) 東京都千代田区麹町4−1麹町ダイヤモンドビル(桃尾・松尾・難波法律事務所) TEL 03-3288-2080(桃尾・松尾・難波法律事務所) FAX 03-3288-2081(桃尾・松尾・難波法律事務所) Researchmap: 松尾 剛行 (Takayuki Matsuo) - マイポ

          弁護士松尾剛行のプロフィール