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日本を飛び出して考えた、「生きづらさ」と向き合う方法。

どうも中国大連の変な日本人、松永瑞紀(@matsunagamizuki)です。今は毎日楽しく生きていますが、いろいろあってここまで来られました。私は日本より、中国で生きる方が合っているので今中国で生活しています。

今つらい人の気持ちが少しでも軽くなってもらえれば嬉しいです。

生きづらい。生きているのが苦しい。もう何もしたくない。

でもこの現状をどうにかしたくて「生きるのがしんどい」なんてキーワードで検索をかけてしまう。

どうやって、向き合えばいいのでしょうか。




結論、向き合わなくていいです。

つらいのにちゃんと生きている!

それだけで十分素晴らしい!!

なんでわざわざさらに追い込まれなきゃならんのだ!呼吸してるだけで褒めてくれよ!世間は人にいろいろ求めすぎなんだよ!好きで生まれてきた訳じゃないのに!ねぇ!!そう思いませんか!!??(息切れ)


だからもうつらい今は、呼吸してるだけでいいです。

でもどうにかしてこの谷底を抜け出したいんだ!そんな人は続きを読んでください。私が谷底を抜け出した過程はこんな感じでした。

1.自分のつらさを認める。

まず、よかった。自分の気持ちに気づけてよかった!

しんどい気持ちを無視して、限界を超えてしまう前に、自分が辛いことを認められることがまず一歩。そして、次に大切なのは「どうにかしよう」としなくていいこと。まずは現状把握が大切です。つらい時は、視野が狭くなり極端な考え方に走ってしまいがちです。まずは「あ、自分今辛いんだな、よしよし」と認めてあげてください。例え誰もわかってくれなくても、自分だけは自分をいたわってあげましょう。

私はIT企業で働いていたとき、仕事が合いませんでした。それを自分の能力が至らないせいだと自責し、自分が社会不適合者だと責め、精神状態があまりよろしくない時期がありました。

夜中12時過ぎるまでの残業。帰りの最終電車がホームにやってくる。

ここに、今、落ちてしまえたらーーー。

…いやほんとうに、辞めてよかったです、会社。会社が悪い訳でも、私が悪い訳でもなんでもなかったんです。世の中には適材適所があり、自分の力では如何しようも無いことがあり、努力では賄えないこともあるんです。だから、辛い時に自分を責める必要なんて全くないんです。

2.逃げる。

仕事も学校も人間関係も、逃げてもいいんです。逃げるのは負け?弱い?負けてもいいじゃん。弱くてもいいじゃん。少なくとも人生諦めてないんだからいいんです。何回か逃げたうえで楽しく生きている私が言うのだから間違いないんです。

私は仕事が辛かったので、転職しました。大きく環境を変えるには、そこそこの体力が必要なので、すごく弱っている時にオススメしません。なので、会社や学校を1日2日休むのでもいいです。弱っている時って「休む」ことすらできなくなっていることがあるので、意図的に今辛さの原因となっているところから、ちょっと逃げてみてください。

何か集合体の中にいると、その中で世界が完結してしまっている可能性があります。外に出てみると、自分が井の中の蛙だったことに気づくはずです。外に出て初めて客観的に見えてくることがあります。

3.自分の得意なこと、好きなものを書き出す。

これだけは私は誰よりもできると言う物事や、心から好きなものを見つけておきましょう。どれだけつらい状況におかれても、私にはこれがある、と言う芯があればそれはあなたを支える柱になるし、もしかしたら、環境を変えた時に武器になるかもしれません。

私はコーヒーショップの「スターバックス」が好きで、仕事が辛い時期の精神的な逃げ場でした。毎日コーヒーをスタバで楽しむのが、激務中の唯一の休息でした。あの時スタバに逃げ込めていなかったら、どうなっていたかと思うほどです。せっかくのお給料、毎日のコーヒーとマグカップとタンブラーにバカなんじゃないかと言うくらいつぎ込んでしまったけど、後悔はしていません。今もスタバ大好き。

また「中国に移住したい」と言うどうしても叶えたい目標があったので、中国に住むまでは私の人生終わっちゃダメだ!と言う思いで踏ん張りました。今すでに目標叶えちゃったのでまた人生に迷ってますけどネ。まあ人間ずっと良い状態で生きていくことはできません。むしろもがいて苦しんでこそ見える光があって、それが人生ですから。

4.ありのままの自分で居られる場所を確保する。

職場の自分、家族の前での自分、友人の輪の中の自分、それぞれの場所で異なる自分がいるものですが、あなたの場合はどこにいる自分が、一番自分らしいと思いますか?その場所を見つけたら、大切にしてください。

私は日本にいるより中国にいるときの自分の方が自然で、中国語の方が日本語よりも自分を表現しやすく、中国文化が私に合っていると感じたので中国に移住しました。日本にいた時よりも百倍くらい生きやすくなりました。人それぞれ、フィットする居場所があるのではないかと思います。

もし生きづらさの原因が「日本社会に身を置くこと」なのであれば、海外に出てみるのも一つですよ。という日本を飛び出した私の話でした。


もし生きる意味がわからないとか、なぜ生きなくちゃいけないのかとか、そういうことで悩んだことがない人がいたとしたらすごく羨ましいです。

私のオットも人生に疑いがなく、超ポジティブ。

でも私は悩んで泣いて立ち直ったからこそ、今泣いている人の力になれるんじゃないかと思って、この文章を書いています。

すべての痛みに価値はあるはずだから。


人はなぜ生きるのか



松永が、生きていてほしいからです!!!

いや、これ真面目に言ってますよ。ここまで読んでくださったあなたを、私が好きにならないわけがあろうか、いやない。

好きです。(告白)

人間という生物に意味はないと思っています。法律だって人間が決めたものであって、広い宇宙の中で見れば人間一人が生きることに大した意味なんてないし、生きていなければいけないというルールもないです。

ただ、私には失ってしまった生きていて欲しかった人がいて。多分、世界中に同じ思いをしている人がいて。ただただ、生きていてほしい。それだけなんです。ただの私のエゴです。あなたに生きていてほしい。

人生はいつか終わる。いくら成功したって失敗したって、終わるときは終わるんです。いつか来るその時に、この人生まぁ悪くはなかったなって笑って死ねたらいいじゃないかと思って生きています。

生きる理由なんて自分で勝手に決めればいいです。

人生に正解なんてありません。

自分が自分の人生に納得さえしていれば、どんな道を選んだっていい。

他人が何を言おうと、それは他人の意見。

あなたが他人の人生を生きる必要はありません。

愛しています。

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