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レンズキットも臆することなく使おう
仕事でもバリバリ使うEOS R7のレンズキット
筆者はモータースポーツ系の写真を撮りながら記事を書くフォトジャーナリストとして活動しています。これまでもnoteではモータースポーツ系の作例を出しながらEOS R7とRF-S 18-150mmのレンズキットを称賛しまくってきました。
なぜレンズキットを誉めまくるのか?それはレンズキットでも臆することなく写真を撮って欲しいからにほかなりません。
6月22日の土曜日、富士スピードウェイで開催されたGTワールドチャレンジアジアというレースの取材に行ってきました。このレースはフェラーリやランボルギーニ、ポルシェやアストンマーチンなどのスーパーカーによるアジア選手権というシリーズ戦でタイ、マレーシア、日本、中国などを転戦していきます。
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そういったレースの現場でもEOS R7 と RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのレンズキットである程度の仕事は出来てしまうのです。
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スターティンググリッドでドライバーがマシンに乗り込む緊迫した場面から比較的コースに近いコースサイドまでこのレンズキットで写真が取れてしまいます。ぶっちゃけたことを言えば、今のキットレンズはEFレンズ初期のLレンズに匹敵する描写力を持っています。違いがあるとすれば開放f値が暗いぐらい。今どきのレンズ交換式ミラーレスカメラはISO800程度ならISO100と比べて違いが分かる人など皆無と言えるでしょう。なのでEFマウントの中古高級レンズを買うくらいならレンズキットの方が優秀と言えるものもあります。
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事実として、この投稿に載せた全ての写真はEOS R7 と RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのレンズキットで撮影しています。
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富士スピードウェイではメディアスポットとして富士山を背景にマシンの走行シーンが撮影できるポイントがあります。この場所だとフルサイズなら50mm程度、APS-Cなら35㎜程度の画角で富士山とマシンの両方を入れ込むことが出来ます。しかし、このポイントのためだけに単焦点レンズをつけたカメラを持ち込むメディアフォトグラファーは皆無です。ここ以外のポイントでも撮影をしなくてはいけませんので皆さんズームレンズを使用しています。このポイントを見据えた場合、フルサイズであればCanonなら24-105mmか28-70㎜、最近では24-105㎜のF2.8を使う方も増えています。
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筆者の様にAPS-Cで機材をそろえるというCanonユーザーは少数派ですが、APS-Cの場合のRF-SレンズであればRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMという選択肢しかありえません。
富士山と緑のランボルギーニの写真と赤黒のマクラーレンの写真は同じ撮影ポイントで同じレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMで撮っています。これだけ画角の倍率が変われば写真のバリエーションも増えてきます。
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このコルベットの写真も上の写真と同じポイント、同じレンズでの撮影です。単焦点レンズを使いこなしてからズームを買えとか、初心者にズームは勧めないとかいう方もいますが、なぜメーカーはレンズキットにズームレンズを採用するのか?それはメーカーがコスパも含めた観点でのお勧めレンズだからなのです。
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今どき、300mm F2.8という単焦点レンズの後継機が100-300mmのズームだったりする時代です。単焦点至上主義のような方々の言葉に耳を貸す必要はありません。臆することなくレンズキットで写真を楽しみましょう。
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レンズキットのズームレンズでの写真の上達のコツは、写したいものをなるべく大きく写す!写したいものが複数あるなら、とりあえずそれが全部入る画角を見つける。この2点を踏まえて場数をこなせばなんとかなります。
究極的に写真の大きな要素の一つは構図です。
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