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社長note【ホームタウン、地域と共に】

一般社団法人松本山雅SC南信を設立

松本山雅SC南信の事務所のある「夢まちLabo」

生坂村で新たなホームタウンとの連携

生坂村「創造の森」イメージ図

喫茶山雅 飯田店オープン予定

喫茶山雅飯田店イメージ(予定)


松本山雅FCは現在J3リーグを戦っており、クラブの目標は何はともあれJ2に復帰することに変わりはありません。とは言え、クラブで働くスタッフはどのカテゴリーに所属しても事業を強化し更に強いクラブを目指す、もっと応援してもらえるクラブを目指すことに対して歩みを止めることはありません。

2015年クラブから発信した松本山雅ドリームビジョンを踏まえ、2018年更なる成長を見据えて簡単な中期計画の青写真を描き始めました。すべてここで書き示すことは出来ませんが、「広告料収入の拡大」という大テーマの中に「南信へのホームタウンの拡大」や「リニア開通に向けた飯田周辺での拠点づくり」を見据えていました。そこには地域ごとのスポンサー様との関係構築、後援会支部が出来るようなサポーターとの関係性を創出することまでイメージしていました。一方で諏訪平や伊那谷のホームタウン化を目指してきたことも事実ですが、その計画の方向性は間違っていなかったという現実も噛み締めています。

その為に、クラブが出来ることはフットボールの強化だけでは足りません。更に多くの方との接点を持ち、自ら地域に出て身近に感じてもらう関係性が必要です。アルウィンでの成功体験は球技専用のスタジアムであることの臨場感、そしてサポーターが演出する試合の雰囲気であり、来場した方がそれを楽しむことが出来たからだと。山雅で楽しむことが出来れば応援する大きなきっかけになることを学びました。アルウィンにまだ来たことが無い方にとっては来場へのハードルは昔よりも高くなっているかもしれません。ある意味山雅が大きくなったから。逆にクラブが様々なところに会いに行くこと、そこで山雅を楽しめるコンテンツを持って会いに行く。楽しめること?それは様々な角度があると思っています。多世代の方に楽しんでもらえること、地域に新しいことを持ち込むこと、地域に必要なことを持ち込むこと、色んな視点があると思っています。

そして、人間関係と一緒かもしれませんが、地域の方が受け入れてくれる場所に出掛けること。一方的なコミュニケーションはお互いの関係性発展に繋がりません。自分を知ってもらい、相手を知り、出来ることから始める・・・お互いをリスペクトした優しい関係性を前提として、そこに山雅のエネルギーを様々な活動で注入出来ることが大きな魅力になっています。「山雅とタイアップすると人が集まってくれる」「山雅とコラボするとメディアに取り上げてもらえる」など、「山雅」というブランドを地域の皆さんに育てていただいたお陰で、そう言った声をかけていただく機会も年々増えています。

ちなみに、ホームタウン活動の3本柱の1つ「Smile Green Power」がクラブの大きな力になっています。クラブだけでなく、サポーターの皆様が様々な活動のお手伝いをいただけること、これも山雅の大きな価値となっています。

アルウィンを活かしたまちづくりから始まった松本山雅FCがJリーグを目指す活動が、今日の山雅を創りました。当時は新しいチャレンジであり、壮大な夢であったと振り返っています。「温故知新」これまでのクラブの歴史に次の成長のヒントが隠されているはずです。

「一般社団法人松本山雅SC南信を設立」
⇒スポーツの普及活動を通じた地域の発展

「生坂村で新たなホームタウンとの連携」
⇒SDGsを意識し、環境に配慮したスポーツクラブの新しい地域貢献の形作り

「喫茶山雅 飯田店オープン予定」
⇒活動エリアを拡げ、経済的なメリットも意識した新たなまちづくりへの関わりを開始

いずれも地域に求められ、クラブの経験やノウハウを活かせるという意味で縁を感じたことが取り組みを検討するきっかけとなりました。

山雅を応援していただく皆様に少しでもご理解いただけると幸いです。そして、未来の山雅サポーターに出会えることを信じて強い覚悟で新しいチャレンジをしていきます。

山雅の力を信じて、共に活動に関わっていただける方をいつもクラブは募集しております!


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