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人語の一口話(113) パリ五輪で感じるもの

 連日、パリオリンピックで日本選手団の活躍ぶりに心を躍らせています。

 審判による残念な判定に不満を抱く場面が少なくありませんが、選手の皆さんが必死になって競技に挑んでいる姿を見て、頑張る力をいただいているのを感じています。

 セーヌ川でトライアスロン競技が行われるのかに注目していました。
 道頓堀川の4倍汚いと評される水質とのことでしたので、選手の健康面を考慮すれば、中止されるのではないかと思っていたからです。

 競技が終了したことを知った今でも、出場した選手たちの体調が心配されます。

 選手村にある食堂の利用状況や選手村から競技会場へと向かう輸送がうまくいっていないという状況も散見されており、五輪運営サイドの拙さが露呈している印象を拭いきれません。

 先日、ジャケットの襟のところにSDGsバッジを付けている方を久しぶりに目にしました。

 「会社のほうからバッジを付けるように言われているのかな?」
 そう思いながら、その人の顔と襟の部分とを交互に見る自分がいました。

 そんな体験が身近にあったからでしょう。
 パリオリンピック全体に漂う雰囲気の一端と共通するものを感じたのです。

 アスリートの皆さんがSDGsバッジを付けて競技しているように感じている自分に気づかされました。

 『理想と現実の狭間』

 今一つ、心にスッキリ感がない状態の理由が垣間見れた気がしました。

 きょうから8月。

 心身共にスッキリ感のある状態。

 そんな状態になれるよう、心を配っていきたいと思います。


   

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