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メタファーってなんだ?デザインにも応用できる身近な存在

こんにちは。デザイナーのmatsumotoです。

突然ですが、メタファーって知ってますか??

言葉として知らなくても、感覚的に掴んでいる方は、多くいると思います。
なぜかというと、私たちは日常的にメタファーに触れているからです。

今回は実は私たちにも身近な存在であるメタファーについて、ふれていきたいと思います。

言語におけるメタファー


メタファーとは、表現方法の比喩のことで、隠喩(暗喩)と呼ばれています。

それを踏まえ、個人的には「何かに見立てる」ことだと思っています。

例えば、「昔話で盛り上がった」を表現する時、
メタファーを使うと「昔話に花を咲かせた」と表現します。
もちろん、実際に花が咲くわけではありませんが、
賑やかさや華やかさを増すことを花が咲いた時に見立て、表現しています。

インターフェースにおけるメタファー

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では、インターフェースにおけるメタファーはどうでしょうか?
もっとも有名なメタファーは「デスクトップメタファー」でしょう。

デスクトップ・メタファーは、 コンピュータのモニターをあたかもユーザの机の上であるかのように見立て、その上に文書やフォルダーなどの「オブジェクト」を配置し、机上の電卓やメモ帳など、デスクアクセサリと呼ばれる小さなアプリケーションも用意しました。

このデスクトップメタファーにより、今まで黒い画面に文字を打つしかなかったコマンドが、デジタルに表現されたオブジェクトを使った、直接的な操作に変わりました。

私たちにも身近な存在であるメタファー

もちろん、私たちが毎日目にするアイコンもメタファーです。
noteに使われているアイコンを例にみてみましょう。

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検索に虫眼鏡、通知にベル、投稿にペンのアイコンを使っています。

これらのアイコンは、ある物事を別の形で表しています。
虫眼鏡をクリックして検索するとき、実際には虫眼鏡は関係ありませんし、通知が来たときに実際にベルがなるわけではありません。

しかし、私たちはアイコンを繰り返し目にすることで、これらのメタファーを学習し、記憶します。
最終的には、これらのアイコンが説明文なしで表示されていても、多くの人はそれらが意味することを、コンテキストだけで理解できるようになるのです。

まとめ

今回はメタファーについてふれてみました。

身近な存在すぎて、メタファーを意識していなかった方もいるのではないでしょうか。
また、感覚的には掴んでいるけど、単語を知らなかった方も多いと思います。

普段意識しないところにも、意識を向けないといけないのは、クリエイターの苦しいところでもあり、楽しいところでもありますよね。

本当の意味で、ユーザーに役立つ物を作るために、日々勉強していきます!


私の意思はエベレストだ!(ヘタクソかっ)
ではまた。


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